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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第8話 宇宙機動要塞トランプ

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8 - 399


白残月。

明けの空に居残る月が。

白みはじめた東天に、夜の粒子を散らしてく。

大きいの、ちいさいの。

でこぼこ伸びる不揃い5つの人の影。

5人の視線の集まる先に、人慌ただしい発射基地。

『最後の』打ち上げカウントダウン。

今や遅しと力を溜めて。

今『その時』を待ちわびている。

終わりの始まり、夏未明。


最早(もうす)(ベテオ)(レジ)けるな。」

長髪のスナイパー。

ターゲットが眩しそうに目を細める。

「夜が明けたなら。どうなるっていうんです?」

眼鏡のエンジニア。

ラジオコントロールが訝しげに眼鏡をクイッとやる。

何以(なん)知覧(しらん)のか?(グッゾ)になる。」

「そういうことを言ってるんじゃないです。」

十数秒。

僅かに流れる沈黙の時間。

「僕が聞きたいのはあなたが担いできたソレのことです。」

眼鏡のエンジニア。

ラジオコントロールが眼鏡をクイッとやる。





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