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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第8話 宇宙機動要塞トランプ

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「ロングヘアーのスナイパーさん。真面目な眼鏡の会社員さん。ステキなロボットさんに、そうねえ…すぐお腹の減るサイボーグさんもいたかしら?」

妖艶な美女がふふふと笑う。

頭上に浮かべた空想の。

フキダシの中に浮かぶ光景(けしき)をいと愉しげに眺めつつ。

妖艶な美女がふふふと嗤う。

哀れな対手を嘲け嗤う。

「それ、は、その…一体?」

軍服男は図りかねる意図と、(どこ見てんだ?)という疑問。

つい隠せずに表情に出す。

「『サー!』、は?」

妖艶な美女は視線を戻さず、宙を眺めた姿勢のままに。

不可思議そうに小首を傾げる。

「し、し、し、シッツレイしましたサー!サー!イエッサー、サー!ビッグエッグ・サー!」

軍服男はオモチャのように。

ビクーンと跳びはね伸ばした背筋を。

より一層に精一杯伸ばし、声の限りを張り上げる。

「油断したらダメよ。」

妖艶な美女がふふふと笑う。

その声色は薔薇模様。





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