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百発百中のスナイパー、ターゲット。

理由は不明であるが。

彼には。

『銃で撃たれるとキレて狂暴人間に変貌する』という奇癖がある。

「俺に当てっ!俺に当てっ!おおお俺、俺、俺に当て、俺にやがって、やがって!やがって!やがって!やがって!やがってYO!」

もはや文章として意味をなさない叫びを、DJの揺らすレコード盤のように繰り返しながら。

ターゲットは変な男を滅多打ちにする。

自慢の対戦車ライフルの銃身はヒン曲がり、鉄パイプとしてすら使用に耐えないような状態になりつつある。

これではもう。

どちらが変な男かわからない。

「…そろそろ止めますか。」

ラジオコントロールが眼鏡をクイッとやる。

「そうですね。」

止まらない男。

ノンストップが懐をまさぐる。

ポケットの中からビスケットがひとつ。

「やっちゃってください。」

差し出されたお菓子をバリボリバリと噛み砕き。

半裸のソニックが立ち上がる


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