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「おぉ!既にそこの彼は筋肉の彼と特性を共有しているのですな!うぅむ、これは希少な事例だ、実に興味深い!」
「いえ。そこの彼は『ちょっと言ってみた』だけかと。検証するに値しない事例だと思います。」
眼鏡クイッたら眼鏡クイッ。
眼鏡くんはいつも常識的な判断で、もちろんそれはいいんだけどさあ。
忘れてない?
俺様チャンてば超能力者よ。
常識外の存在よ?
『方向が変わった』いろんな可能性の未来を見てきて、何度も何度も体験してさ。
例えばだけどさ?
そういう経験のなかで、僕チンがピコンピコーン人間になってる世界線だとか。
科学がいまよりスッゲー進んで、ピコンピコーン人間になっても平気っていうか。
ピコンピコーン人間なのがむしろ、当たり前の世界であるとか。
そういう状況を実体験で、通過してきてないとも限らないじゃない。
その過程でオッサンの特性とか、コピーしててもおかしくないと思うんだけどな。




