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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第8話 宇宙機動要塞トランプ

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「そもそも人体とは何で出来ておるのか?倫理学的、宗教学的、様々な見解がありそれはそれ、とても興味深いものでありますが。我々科学者といたしましてはですな、はあ。タンパク質ですとか、たんぱぅ質であるとか。動物性タンパン質であるとか。とにかく、そういったもので出来ておると解釈しておるわけですな。そういったタンパクだとかタンパンで出来とるものに、一酸化バリトンニュームを近づけた場合、はあ。ピコンピコーンと共鳴が起こる。まあ、ありえない訳ですな。ええ。あり得んわけです。」

ハゲなんか難しいこと言い出した。

あー言えばこー言うハゲ。

へりくつハゲ。

いいからごめんなさいしろよハゲ。

「然るに。ピコンピコーンと共鳴するレヴェルの一酸化バリトンニューム中毒症、これ何が起こっておるのかと言いますと。」

言いマスト。

とりあえず、ハゲの言い分聞きマスト。

俺チャン心のお広い男、パシフィックオーシャン。


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