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「意味深。教授、『とある理由』ってぇのは一体なんなんですかい。ここまできて勿体付けるということは…何等かの意図がおありになるんでしょうが。」
あ、うるさいのが起きた。
めんどいからずっと寝てればいいのに。
ウン、ガツンともう一発いっとこうかな。
「ハッシャシマス?」
おぉ、できる男のマシーンマンさん。
マシーンマンさんはいつもそうやって、皆の様子をよくみてナサッテ。
気配り目配り、心配り。
必要なときに必要なことをやってくださる。
ありがてえことです、ありがてえ。
ぶん殴り倒しちゃってくだちい。
「ハッシャシマス。」
「甘ぇよ。」
あ、生意気にもガードしよった。
ゲッちたら。
後頭部へのガツンと一発。
KO狙いのマシーンマンさんのトンカチ。
振り向きもせずにガードしよった。
やるじゃない。




