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「イグザクトゥリィ。私は眼鏡の君の察しの通り、『組織』と関わりのある人間です。しかし、眼鏡の君の察するような、14人いるという幹部のひとりではない。技術的なアドバイザー…言うなれば協力者、といったところですな。」
お、ハゲがしゃべったね。
ハゲもようやくタイミングを掴めたようだ。
バラエティーってものがわかってきたね?
これで君も一流の若手芸人だ。
「イグザクトゥリィ。私は14人いるという幹部のひとりではありませんが、その14人いるという幹部から、14人いるという幹部のひとりに推挙されてはおりました。『組織』に関してはとてもとても、すべてを知っているという訳ではないが。まったく知らない、という程でもない。ちょうどそこの彼の言うように私は、バラエティーを理解し始めた若手芸人といったところの立ち位置ですな。」
あぁハゲ。
無理に拾ってくれなくていいよ。
なんかよくわかんなくなってるから。




