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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第8話 宇宙機動要塞トランプ

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「そんな珍プレーありましたっけ。」

ノー眼鏡。

俺様の輝かしいメモリアル、皆と過ごした青春の1ページを好プレー珍プレー言ってんではない。

眼鏡をクイッとやるではない。

あったでしょ。

いちいちいらんこと言う人がいて、しゃべる度に『このやろう!!!』って殴られるテンプレートが。

しばらくパターンで続けてたと思うんだけど。

眼鏡くんてばすぐにもう、興味をなくしちまうんだから。

そういうの薄情っていうんだよ?

眼鏡くんの薄情眼鏡人間!!

「あぁ、なんとなくですが思い出してきました。あなたが件の『組織』のヨロイの方を路地裏で拾ってきてしまった後でしたよね?ヨロイの方がいないからっていちばん殴りやすい、明らかに弱ってる彼を殴るのはやめてください。」

「ほう。実に興味深い。そのヨロイの方というのは察するに『組織』の幹部のひとり、ナイトインアーマー氏のことですかな。」

あ、ハゲがしゃべった。




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