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「イグザクトゥリィ。馬鹿と天才はなんとやら、紙一重の差で馬鹿の方に寄っているのが実に残念です。それに、『あれ』は不完全だったはずです。なんでも最も重要な出力を調整する、リミッターの部分が欠けていたとか。」
「イグザクトゥリィ。一酸化バリトンニューム動力機関、および情報ネットワーク構築の構想を『組織』が有していながらなかなか実用化に至らなかった理由、それがその制御の難しさにあるのです。夢の新エネルギーは同時に未知の超エネルギー。そのお手軽さと裏腹に、モノさえあれば連鎖的に反応し、際限なくエネルギーを発生し続ける危険性を孕んでいたのです。」
「たしか一都市を壊滅させるほどの大爆発を起こしかねないんでしたね。」
「イグザクトゥリィ。だからこそ基本的に非合法な『組織』といえど、『あれ』の運用には慎重にならざるを得なかった。」
話わかんなくてつまんない。
マシーンマンさんでも磨いてよっと。




