表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
111/1502

2 - 64


『昨晩、オイストリッヒ社社長邸宅にミサイルを撃ち込むなどして甚大な被害をもたらしたギャングの一団に対し、軍の投入が決定されたとの声明が発表されました。政府は早急な事態の沈静に努めるとともに関係各国への状況説明と対応を…。』

罵風(バフゥ)、と口に含んだコーヒーを噴射する。

やばい。

馬鹿共(アイツら)のことを完全に忘れていた。

画面の中ではミサイルの本来の持ち主と思われる各国首脳が、見るからに渋い顔で一言(コメント)を発している。

いかん。

早急にあの馬鹿共を止めないと、真面目に第八次宇宙大戦が勃発しかねない状況になりつつある。

慌てて身仕度し、オバマのキーを引っ掴む。

蛇螺(じゃら)

鏡台(ドレッサー)の上にあった何かが床に落ちる感触。

見覚えのない銀の胸飾(ロケット)

忘れ物か?

…困ったお姫様(シンデレラ)さんだ。

上着の胸ポケットに入れ、男は戦場(にちじょう)へと帰る。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ