1107/1502
8 - 268
「はあ。どこまでお話しましたかなあ。」
ハゲ忘れちゃった!
ハゲもうトシだからね、しょうがないよね。
坊主が屏風に描いた坊主の絵が上手だったってとこまで話したよ。
続きプリーズ、ワンモアプリーズ。
「さよう。君たちが襲撃したデストロイト工業地帯とヨクフカ港の話ですな。」
「それで通じるのがすごいですが…おっと、ぼくは頭痛くならないのでの謎の液体はけっこうです。デストロイト工業地帯で製造されていた『もの』、僕たちが強奪した『もの』とは、一酸化バリトンニューム動力機関搭載の謎のロボットだったそうですね?」
「はあ。君たちは本当によく知っていますなあ。」
「『組織』の幹部の方に直接ききましたので。」
「なるほど。しかしそれだけの情報を『組織』が君たちに渡すとは、一体どんな意図があったのか。実に興味深い。」
話がよくワカンナイ。
頭痛くなってきたチン。




