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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第8話 宇宙機動要塞トランプ

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8 - 228


「えぇ、ですからなあ。例の巨大宇宙ステーションの特記機密事項である『アレ』と同型のロボットに、重篤の一酸化バリトンニューム中毒を発症しながら平気で生きてるそこの彼。ステーション建造計画にツテがあるという眼鏡の君や、そちらの大きな彼はクロコップ共和国のサイボーグ兵士のようだ。そして…。」

ん?

俺様チャン?

俺様チャンあれよ、いま若者に人気ある外人。

『5人のギャング』のノンストップ・ラヴェンダーちゃんよ。

コンゴトモヨロシク。

「はあ。その、何かと話題の君たちが、何も知らないままにあの巨大宇宙ステーションに関する事件に巻き込まれている。実に興味深い事態だ。」

ウン。

よくわからないけどほめてくれてるようだね。

俺様チャンたちのすごさがわかるとは、ハゲもなかなかのものです。

ほめてつかわす、ほめてつかわす。

「どういうことなんですかい、教授(ビーカ)。」

ウン。

君は理解がおそい。




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