表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/6

5.学食にて

投稿が遅れました。すいませんm(_ _)m


理由は忙しかったと言い訳をさせていただきます。

内容は……聞かないでください(-.-;)



「大丈夫?顔色悪いけど…。

具合悪いの?」




「大丈夫です……。」





僕は今、学食の端のテーブルに座っています。



"恵さんと一緒に"



言い訳をさせてください。

お腹が空いて力が出ないのです。

これは仕方がないのです、自然の摂理なのです。




せめて睨みつけてやりますよ。

ガルルルルル。




僕の睨みも虚しく恵さんは元気です。動じていません。





「そろそろ出来ると思うから取ってきてあげるから待っててね。」





あ、いってしまいました。



くぅ〜。



もうダメです。何も考えられないのです。



僕が机に手を伸ばしてグッタリしていると誰か近づいてきた。




髪は黒髪だけど半分は金髪のメッシュが入っている。

身長はだいたい180ぐらいでかなり高い。




DQNは帰れ!

生前もヤンキーに絡まれたらいい事無いのです。

しかもイケメン!イケメンだったら何でも許されると思ったら大間違いなのです!





「あー、大丈夫か?顔色悪いけど良かったら保健室連れて行こうか?」





具合悪そうな人がいたらホケンシツですよね。ん?





「ホケンシツ………保健室!?」





誰も居ない保健室。

DQNと二人きり。

ベットがある。

つまり……食べられる!!




ドーテー卒業も出来ぬまま、この世界に来て早くも処女喪失ですか!?





「たべないでくださいぃ……。

初めては好きな人がいいんですぅ……。」





初めてが知らないDQNでした、なんていやだよぉ。




僕の初めてはこの人なのかと思うと涙が溢れてくる。





「食べる!?

何を勘違いしてるんだ!?」





変に逆らったら、これからの学校生活は不良グループに絡まれ続けるかもしれないのです。

諦めるしか無いみたいですぅ…。





「わ、分かりました……。諦めます。

うぅ、ひぐっ、初めてだから、せ、せめて、優しくおねがいします……うわぁあぁああん!」





今僕は力が出ないのでこのまま連れていかれて食べられるでしょう。

僕も男(元)なので腹を括ります!




でも涙は止まりません。





「具合悪いのをいい事になんて酷いことを……。」


「可哀想に、あの子食べられるんだ。」


「助けてあげようかな。」


「あの不良に目をつけられるぞ。止めとけって。」


「でも、あの人イケメンだし……私だったら食べられても良いかも。」


「分かる〜。」



「……イケメンめ!」





周りから声が聞こえます。

まぁ、これだけ騒げば人がくるのは当たり前でしょう。





「はぁ……しゃあない。」





と言うと目の前の男の人は、僕の顔を掴み引き寄せて、そしてーーー




唇と唇が重なった……。





ん?何だこれは?




僕の頭はゴチャゴチャして機能停止していた。





「落ち着いたか?」





「…………………ハイ。」





「まぁ、元気そうだから大丈夫か。

具合悪くなりそうだったら保健室いっけとよ。 それじゃ、"またな"」





不敵な笑みを浮かべてこの場から立ち去って行く。




周りから黄色い声などが聞こえているがそんな事はどうでもいいのです。




まず何をされましたっけ?


えーと、えーと、何でしたっけ?





「何か周りが騒がしいけどどうしたの?」





いつの間にか恵さんがお昼ご飯を持って隣に来ていました。





「ソレヨリモ、オヒルゴハンヲタベマショー」





僕は考える事を放棄しました。考えても仕方がありませんしね。



僕はお腹ペコペコなんですよ。





「そだね。お昼休み終わっちゃうし、さっさと食べちゃお。」




「いただきます。」





僕の頼んだのはハンバーグ定食です。

モグモグ、うぅ……、うまいのです。グスッ



僕はさっきの出来事だったり、ご飯が美味しかったたりと色んな感情が心の中をかき乱すのです。





何の涙か分からない涙がポロポロと零れた。





この話の麗奈さんはお腹ペコペコで頭の回転が狂っていました。

ふつーならあんな発想思いつきませんよね。



次の投稿は遅くても今週中にアップしたいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ