9/57
7
「ゥウ…ンアァ…ヒック……ェアァア…」
…赤子の覚醒を確認
睡眠状態に入ってから、約5時間経過していた
また人工栄養液を少量与える
嚥下を確認
空腹状態と判断し継続して与える
先程より多めに摂取している
「…………ッゴプ…フェェ…」
…嘔吐した
昨日神界で見た赤子についての報告書を思い出す
“ーー吐き戻しを確認。赤子は母乳の摂取量が多い場合、反射的に嘔吐する可能性がある”
「…量が多かったのか」
嘔吐物を片付けながら
この赤子の適正量を頭の中で計算する
「次は正確に与える」
「ッン…ンク…………フゥ」
手を握り力を込めているようだったがすぐに脱力を確認
この行動は何を意味しているのだろう
「後で確認する必要があるな」
「…ンァア……ァアア……ファア」
再び泣き出した赤子
すぐに人工栄養液を用意したが、赤子は手で払い除けるように拒否
空腹ではない?
「…今回の泣く要因はなんだ」
神界の報告書に載っていなかったかを思い返していると鼻につく匂いがした
…赤子の方からだ
しかし、赤子から異臭の要因に関する内容は報告書にそんざいしていなかった
再度、要因の確認が必要だ




