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記録の外側で  作者: べべ
7/31

5



「赤子が泣く要因?なんでまたそんなの調べてんの?」



「必要だからだ」




報告書を書き終え、席を立ちかけていた記録担当天使を呼び止め、

目的の内容について尋ねた。



記録担当は首を傾げながらも少し考え、



「大きな音にびっくりしたとか?」


「音は遮断している」


「じゃあ赤子を落としたとか?」


「落としていない」


「じゃあ削除担当の顔が怖いんじゃない?」


「私の顔を見る前から泣いていた」

 



記録担当は少し投げやりに答えた



「じゃあ多分お腹が空いてるんじゃないのー?人間って食べないと死んじゃうし」


「そうなのか、わかった」





削除担当天使は、用件は終えたとばかりにさっさと去っていった。


記録担当天使は、

あいつは何がしたいんだ、という表情でその背中を見送った。








ー地界ー



記録担当の発言を基に、栄養摂取の工程を再現する

報告書に記載されていた代替栄養を簡易生成し、

赤子の口元へ運ぶ


摂取量は不明のため、反応を見ながら少量ずつ与える

赤子は一瞬だけ泣き止み、再び小さく声を上げた



工程は完了

結果は、保留




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