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「赤子が泣く要因?なんでまたそんなの調べてんの?」
「必要だからだ」
報告書を書き終え、席を立ちかけていた記録担当天使を呼び止め、
目的の内容について尋ねた。
記録担当は首を傾げながらも少し考え、
「大きな音にびっくりしたとか?」
「音は遮断している」
「じゃあ赤子を落としたとか?」
「落としていない」
「じゃあ削除担当の顔が怖いんじゃない?」
「私の顔を見る前から泣いていた」
記録担当は少し投げやりに答えた
「じゃあ多分お腹が空いてるんじゃないのー?人間って食べないと死んじゃうし」
「そうなのか、わかった」
削除担当天使は、用件は終えたとばかりにさっさと去っていった。
記録担当天使は、
あいつは何がしたいんだ、という表情でその背中を見送った。
ー地界ー
記録担当の発言を基に、栄養摂取の工程を再現する
報告書に記載されていた代替栄養を簡易生成し、
赤子の口元へ運ぶ
摂取量は不明のため、反応を見ながら少量ずつ与える
赤子は一瞬だけ泣き止み、再び小さく声を上げた
工程は完了
結果は、保留




