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熱を発症してから4日目
神界から地界へ戻ってすぐに毛布を外し、
湿った服を外し体を拭く
清潔な服を再び着せ、
肩まで毛布を掛ける
次に空調を調整し、空気循環、清浄機能を強める
やはり、人工栄養液の摂取量は少ない
その分回数を増やし栄養を補給させる
夕方ごろから心拍、呼吸が安定し正常時に近づいてきた
小さく泣き声をあげていた赤子は夜には泣き止み
睡眠状態に入った
記録担当の指示は正しかったと確信する
これで観測は続けられる
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世界番号:20538
該当世界暦:248年◯月◯日
(観測14日目)
【基本情報】
・観測対象:人間(幼体)
・保護環境:シェルター内
・観測継続中
【状態確認】
・覚醒状態:
└ 睡眠状態と覚醒状態が不規則
・栄養摂取:
└ 種別:人工栄養液
└ 頻度:13回/1日
└ 摂取量:1回あたり正常時の1/4
・排泄:
└ オムツ交換頻度:10回/1日(高頻度)
・生命反応:
└ 心拍:夜間にかけて安定傾向
└ 呼吸:夜間にかけて安定傾向
└ 体温:正常時より高い状態が継続(異常)
【観測対象の身体状態】
・覚醒リズムに乱れあり。
・体温異常は継続しているが、他生命反応に改善傾向を確認。
【状態の変化】
・記録担当からの指示変更により対応内容を修正。
・心拍および呼吸が正常時に近づく。
・人工栄養液について、
└ 1回あたりの摂取量を減少
└ 摂取回数を増加
→ 1日あたりの総摂取量は増加。
・上記より、回復傾向にあると判断。
・夜19:48、泣き止み睡眠状態に入る。
【情報取得】
・熱への対応方法および清潔保持について、
記録担当より追加情報提供あり。
【判断】
・熱への対応として以下が有効と判明。
・身体の清潔保持
・空気の清浄化
・体を温める
※極端な加温は危険
・現時点では、上記を最優先事項とする。
【まとめ】
記録担当からの指示変更により、
観測対象の生命反応に改善傾向を確認。
毎日身体を拭き、清潔を維持する行為が
病の予防に有効であると判明。
本日より当該対応を継続実施する。
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