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ー地界ー
赤子の状態を確認し、現行対応で十分と判断する
「これでいいだろう」
ベッドに寝ている赤子は
毛布で全身を包むように巻かれている
室温はいつもより数度高く設定
毛布で包んでいるから
体を温める
安静を保つ
冷却行為は禁止
全てクリアしている
いまだに赤子の呼吸は荒く、体温は高いまま
熱というのは通常、
どの程度の期間で改善するものなのだろう
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世界番号:20538
該当世界暦:248年◯月◯日
(観測10日目)
【基本情報】
・観測対象:人間(幼体)
・保護環境:シェルター内
・観測継続中
【状態確認】
・覚醒時間:正常時より遅延
・栄養摂取:
└ 種別:人工栄養液
└ 頻度:6回/1日
└ 備考:1回あたりの摂取量が正常時より減少傾向
・排泄:
└ オムツ交換頻度:9回/1日(増加)
・生命反応:
└ 心拍:正常時より早い(異常)
└ 呼吸:正常時より荒い(異常)
└ 体温:正常時より高い(異常)
【観測対象の身体状態】
・全身状態に明確な異常を確認。
・複数の生命反応において正常値逸脱。
【状態の変化】
・人間の赤子特有の病である「熱」を発症。
・人工栄養液の摂取量は減少しているが、摂取回数は維持されている。
・排泄量の増加により、オムツの汚染が顕著。
→ 通常時より交換頻度が高い。
【情報取得】
・本症状については記録担当より情報提供あり。
【判断】
・熱の発症により、身体状況は悪化傾向にあると判断。
・本症状への対応として、以下の行動が有効とされる。
・体を温める
・安静を保つ
・冷却行為を行わない
【まとめ】
人間の赤子には、特有の病として「熱」が存在すると判明。
発症時は生命反応に複数の異常が生じる。
改善に必要な期間は現時点では不明。
指示された対応を実施し、経過観測を継続する。
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