表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
記録の外側で  作者: べべ
14/57

12


ー地界ー



赤子の状態を確認し、現行対応で十分と判断する


「これでいいだろう」


ベッドに寝ている赤子は


毛布で全身を包むように巻かれている


室温はいつもより数度高く設定


毛布で包んでいるから


体を温める

安静を保つ

冷却行為は禁止


全てクリアしている



いまだに赤子の呼吸は荒く、体温は高いまま


熱というのは通常、

どの程度の期間で改善するものなのだろう


____________


世界番号:20538


該当世界暦:248年◯月◯日

(観測10日目)


【基本情報】

・観測対象:人間(幼体)

・保護環境:シェルター内

・観測継続中


【状態確認】

・覚醒時間:正常時より遅延

・栄養摂取:

 └ 種別:人工栄養液

 └ 頻度:6回/1日

 └ 備考:1回あたりの摂取量が正常時より減少傾向

・排泄:

 └ オムツ交換頻度:9回/1日(増加)

・生命反応:

 └ 心拍:正常時より早い(異常)

 └ 呼吸:正常時より荒い(異常)

 └ 体温:正常時より高い(異常)


【観測対象の身体状態】

・全身状態に明確な異常を確認。

・複数の生命反応において正常値逸脱。


【状態の変化】

・人間の赤子特有の病である「熱」を発症。

・人工栄養液の摂取量は減少しているが、摂取回数は維持されている。

・排泄量の増加により、オムツの汚染が顕著。

 → 通常時より交換頻度が高い。


【情報取得】

・本症状については記録担当より情報提供あり。


【判断】

・熱の発症により、身体状況は悪化傾向にあると判断。

・本症状への対応として、以下の行動が有効とされる。

 ・体を温める

 ・安静を保つ

 ・冷却行為を行わない


【まとめ】

人間の赤子には、特有の病として「熱」が存在すると判明。

発症時は生命反応に複数の異常が生じる。

改善に必要な期間は現時点では不明。

指示された対応を実施し、経過観測を継続する。


____________



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ