EXストーリー51
───私(真美)は様子を伺っていた。それはミリアさん達がマリアとの戦いを………。決して臆したわけではない、何故なら予想外な事が起きているからだ。
前線はミリア達が激戦を繰り広げ、一方の私(真美)は後方にて、人差し指を額に当てて考える。
(さて、どうしたものか………)
アンゼシカ(真美)は戦場を伺うのである。状況はミリアとアレックス、デビッドによるコンビネーションプレイで相手を翻弄していた。それはミリア自身の成長として、嬉しい光景だ。
その頃、前線の戦場にて。
───暗黒の岩撃っ!!。
マリアDiablosが異能を発揮し、漆黒の岩盤の波がミリア達を襲い掛かり、ロメロが拳を放ち、阻止。
破壊された岩盤の破片が後方まで飛び散り、私(真美)の足元にパラパラと降りかかる。
「う~〜〜ん………」
思い浮かぶ顔を浮かべる………理由はミリア、アレックス、デビッド、ロメロ、いや小さな翼、ましては絵葉?………いや、断じて否。
悩みの原因、それは戦い相手であるマリアだ。何故なら………。
「絵葉っ!!」
それは恐い先輩の呼び出しの如く。私(真美)は思わず彼女を呼び出す。
「はいはぁ〜〜〜い、せんぱいの愛しの後輩、エバちゃんですよぉ〜〜〜」
アンゼシカ(真美)の横に出現し、ひょっこりと顔だけ出す光の玉状態の絵葉。真美に呼び出された事により、嬉しさマックス。
ポンポンと、絵葉の頭を撫でる。
「はいはい、愛しのこうはいちゃん。アンタに少し聞きたい事があるの」
「何ですか?せんぱいの質問なら、何でも答えますよ〜〜〜」
クルクルと、アンゼシカ(真美)の周りを回る絵葉。
「このゲームのEXステージに出てくるこのボスは、本来は全体攻撃はしてこないし、弱いハズ。けど、今のアイツは全体攻撃してくるし強い。ダメージを与え過ぎてマリアの怒りが暴走すれば、王国全体に大地震が発生してバッドエンドになる………。しかし、彼女の自我を解放して中のDiablosから切り離せればノーマルエンドになる」
「つまりせんぱいは、ボスの設定が違うから、どうやって攻略方法が分からない。って事ですね?」
「そう、アンタなら分かると思ってね」
アンゼシカ(真美)の質問に、絵葉は答えるのである。
「それはですね………」
───暗黒の裁きっ!!
前線の戦場では、マリアDiablosは上空に詠唱陣を描き、暗黒の光線を降下させ、戦場全体に漆黒の塵を発生させる。
「はっ!!」
そして暗黒の塵の中を突き抜け、アンゼシカ(真美)がマリアDiablosに跳び掛かり、大聖剣を振るって互いに刃を交える。




