表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

495/556

EXストーリー40




───フフフフフフ…………なら、刻がくるまで備えるがいい。


 声の主は、役目を終えたように消え去る………。同時に赤色の空と黒いチューリップは消え、景色はいつものベースキャンプに戻るのである。


 その後、皆と話し合い、ミリアは皆に声の主について説明する。夢の中で現れた事から始まり、そして現在に至るまで…………。


「もしかしたら、火山地帯で起こっている数々の異変は奴の仕業かと…………」


 デビッドは腕を組み、発生している異変を思い浮かべ、頷きながら推測するのである…………。火山地帯や樹海における環境、生息するモンスターの気質、気候の異変を、それらが全て、この声の主が何らかの理由で復活したかつての禁忌的存在(ディアブロス)の魔力により取り憑かれ、そして火山地帯のエネルギーを核として使い、異常事態を引き起こしている。



 ★★★★★★


「う~~~~む…………」


───夜、アンゼシカ(真美)は額に人差し指を当て、悩む…………。場所は居住テントのベッド、内容は声の主であるマリア・オライオンについて…………。


 奴の最大の嫌な所、それは見た目に反して弱い所だ…………。仕掛けてくる攻撃は主に単体攻撃、黒い雷による魔法攻撃だ。それは問題ない…………。しかし攻略サイトでは、奴を倒してしまえば怒りを最大発揮。そこから火山地帯から大噴火を引き起こし、王国全体に大地震を発生させる。


 大地震が発生すれば、王国全体は壊滅的被害により、王国崩壊エンドが待っている。


───実質、物語におけるバッドエンドである…………。これはゲーム製作陣における最大の引っ掛けであり、最大の理不尽である。


(弱いボスと見せ掛けて、楽に倒したところで理不尽なバッドエンドイベントを見せる。本当に良い演出ね…………)


 アンゼシカ(真美)は皮肉に微笑む。このゲームにおける最大の引っ掛けに、ため息しかない…………。


───おい、大変だっ!!


 そのとき、外のベースキャンプにて騒がしい声が響き渡り、バタバタと騒動を発生させている。


「…………何かしら?」


 アンゼシカ(真美)はベッドから立ち上がり、居住テントの外に足を運ぶ…………。


 そしてベースキャンプは各調査員達がパニック気味かつ慌ただしい様子、バタバタとした足取りで行き交っていた。


 アンゼシカ(真美)がテントの外に出ると、そこは異様な光景が広がっていた。


「何、これは一体何なの?…………」


 異変が発生している場所、それは火山地帯の方からだ。火山全体を包み込んでいるのは漆黒のオーロラのような瘴気であり、バチバチと大規模な雷流を引き起こしている。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ