EXストーリー13
───ひとまずモンスター討伐任務を終え、ミリア一行はベースキャンプに帰還。負傷者のアレックスを医療テントに搬送し、医療部隊により適切な治療を受けることに………。
表情は青く、絶え絶えの息。アレックスの容態を見て、医師は驚愕。
「これはひどい、すぐに治療が必要だっ!!」
「毒が全身に回っていますっ。いち早く解毒薬をっ!!」
慌ただしくなる医療班、迅速に用意されたストレッチャーにアレックスを乗せる。
(アレックス………)
医療部隊により、緊急搬送されるアレックスを心配に眺める小さな翼。普段は活発な彼女でも、アレックスの事は心配である。何故ならああ見えて、アレックスの容態は危険だ。モンスターによる臭い息を2回もマトモに浴びた事により、毒が全身に回っているからだ。
デビッドは、隣から小さな翼の肩をポンっと手を置き。
「大丈夫ですよ、アレックスさんとは長い付き合いになりますが、彼はどんな容態でも生還します。そう信じましょう」
と、デビッドは医療テントにて治療されているアレックスを眺め、励ますように言うのである。
★★★★★★
一方、調査隊のテントにてミリアとアンゼシカ(真美)が呼び出され、モンスター生態調査員、天候予報士、地質学者の人達が、ある結論に辿り着き、伝える。
「火山ですか?」と、ミリア。
「この森林の環境は、原因は火山にあるかと」
モンスター生態調査員は言う。その次、天候予報士も説明する。
「この火山から強力な魔力反応により、火山や森林の天候は他の気候や雲を寄せ付けず、常にくもり空を作り、温暖化が働いています」
「それに地質も異様とも思える豊かで、森林のあらゆる植物の成長スピードが目にも分かる程、早いです」
調査員達はそう言った。それはコケから木まで数分単位で成長し、モンスターの生態系異常を引き起こしているのが現状であり、その現象を引き起こす原因を作っているのが火山地帯だ。つまり次は火山地帯の調査、異常現象を引き起こしている(何か)を解決する。
───そしてミリアとアンゼシカ(真美)はベースキャンプを退室し、外の空気を吸うのである。外は相変わらずのくもり空、ジメジメとした湿度が熱を発生させる。
アレックスは治療により、少しの間は動けない。動けるのはアンゼシカ(真美)とミリア、デビッドにサウル、ロメロと∣小さな翼、あとは絵葉の7名だ。
次の調査活動は明日、するとミリアはアンゼシカ(真美)に視線を向け、口を開く。
「マスク・ド・a様。お願いがあります」
「お願い?」
ミリアにお願いされるアンゼシカ(真美)。




