後日談 おまけ48
そして………ミリアと私(真美)、あと絵葉は城に戻るのである。
城の中、王宮の廊下を歩いていたらこの景色が久しぶりに思える。このゲームの世界の悪役令嬢に転生した私はこの城から始まり、その道中では色々とあり、そしてここに戻って来た………。
───謁見の間にて。
「ミリア~~~よく戻って来たぁ~~~っ!!」
アルフレッド陛下は感極まり、玉座から立ち上がり、人目を気にせずにダッシュしてミリアに抱きつく。あれから何日振りに彼女と再会し、正直に言えば心配で寂しかった………あとはややこしい予算案、政策の会議や書類整理で大変だったからだ。一方のミリア、アルフレッドに頬ずりされてミリアは。
「そんな大袈裟な………少し離れていただけなのに」
ミリアは、アルフレッドのアプローチに面倒くさい様子でタメ息。
おいおい大袈裟って、自分の旦那だろ?………と、ミリアの対応に少し呆れつつアンゼシカ(真美)はその様子に。
(無理もない。しばらくはこの調子かな?)
と、頬をポリポリして困惑するのである………そりゃいきなり城を飛び出し、旅に出ようとする私に付いてきて城の全ての役割をアルフレッドに押し付けたのだから。泣きつくアルフレッドのあの様子だと、色々と大変だったのだなと、思う。
ミリアが城に帰還して、数日。
それからは………ミリアは城の中で缶詰状態になる。ミリアが南の大陸にて築いてきた公国と帝国による国家間の関係により、交易や関税、様々な協定や条約、制度を採決する会議が毎日のように続き、難航するかと思ったがミリアが会議に加わった事により会議はスムーズに進み、安定する。
これからのクロフォード王国の未来が楽しみだ。と、大臣は拍手喝采。
会議後………会議室の前の廊下にて待っていたアンゼシカ(真美)は軽く手を上げ。
「ミリアさん、お疲れ様」
アンゼシカ(真美)を見つけたミリアは。
「マスク・ド・aさまぁ~~~」
ガシッと抱きつくミリア。会議室におけるクールな性格からいつものデレデレのミリア。うん、可愛い………。
(最初はアレだったが、悪くはないかな………)
アンゼシカ(真美)は愛らしい気持ちになり、抱きつくミリアの後ろ頭をヨシヨシと撫でる。
★★★★★★
集められた兵士達。あとついでにアンゼシカ(真美)。アルフレッドからはいつもとは違うピリピリとした緊張感が広がる。
「君達に受けてもらいたい指令がある………」
───そして、謁見の間にてアルフレッド陛下からある指令が下る。その指令により、再び任務と言う名の旅に出るのである。




