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後日談 おまけ27 




 

 鉱山道一帯には、ワーム達の死骸が無数に広がる。ビクビクと脈動した肉片、鼻孔の奥に刺さるような緑臭さと油臭さが混じった香りが充満している。


「とりあえず、場はしのげました」


 ミリアはロングソードを鞘にキンッ………と、納め、涼しい表情で言った。


「これで、全部ですね?さて、帰りま………」


 尻尾を巻いて帰ろうとする絵葉えば


 するとミリアが察したかのように口を開く、


「いえ、おそらくですけど、このモンスター達に親玉がいると思います」


「え?まだ戦うんですかぁ〜~~?」


 絵葉えばはうんざりな様子。


「ホラ、頑張ろう。ね?」


 アンゼシカ(真美)は絵葉えばの肩を叩き、励ます。するとミリアが………。


「もし、嫌でたら。アナタは外で待っていても良いのですよ?」


 それを聞いて絵葉えばはムスッとして。


「別に嫌とは言ってないです。私はアナタと違って腕っぷしとお下品が売りのレディではないのですよ」


 絵葉えばの発言に、ミリアはカチン……ときた。


「誰がお下品ですか?」


「ア・ナ・タに言っているのですよミリアさん?………討伐依頼をお・は・な・つ・み。と表現しているからお下品なのですよ?」


 絵葉えばの言葉に、ミリアの中に何かが弾けた。


「アナタはまたっ………」


 あ~〜また始まったかぁ………。と、アンゼシカ(真美)はため息を吐いて呆れる。それからは歩きながら2人はベラベラと口喧嘩を展開し、奥に進むのである。あれ以来に仲良くなったんじゃないの?と、がっかりする。


 ちなみにアレクサンドル帝国は鉱石による輸出量が世界一であり、世界各国に輸出している。使われるのは調理器具や鉄製の建築資材、そして武器や防具、その他様々な材料だ。


 ★★★★★★


───3人は鉱山道を歩く………着いた場所は広地、相変わらず2人は口喧嘩。


 すると地鳴り、現れたのは体長が10メートルのワームである。見た目はさっき倒した口から触手をウネウネさせたワームのデカいバージョンである。しかし、2人は気づいていない。


「この悪女っ」


「誰が悪女ですか?」


 ミリアは返す。何故なら絵葉えばがミリアがアレクサンドル帝国の皇帝に(公国に対して行った違法行為を国際会議に取り沙汰されたくなければ王国が払う関税を3分の1.帝国が王国に支払う関税を3倍。)と、弱みを掴んだえげつない取引内容をネタにしたからだ。


「そーゆー人、歴史にいましたよ。ロクな死に方しませんよっ」


「私は、アナタのようなお花畑歴史の中にいる人ではありませんっ」


「お話畑って言いましたね?」


 すると、巨大なワームは大口から触手をウネウネさせた動きで地面を這い、口喧嘩中の2人に仕掛ける。



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