第284話 真の試練Part39
「せんぱい、どうしたんですか?」
ポスターをじぃ〜〜と、眺めている真美に、絵葉は尋ねる。
「えっ?………いや、このゲームおもしろそうだなって………」
真美は我に返り、言った。何だろう?今の景色は………。
「確かに………せんぱいは、こう言うゲームが好きなんですか?」
「まぁね、こーゆーラスボスに立ち向かう主人公達を描いたポスターをまじまじと眺めていたら、何かどんな物語なんだろうって、気持ちが熱くなってね………」
「気持ちは分かります。2日後に発売するらしいですね?」
「買うはどうかは………。あとさ、明日は土曜日で休みだからさ、2人でどっかに出掛けない?」
真美は言った。気持ちは思い付きであり、絵葉と一緒に何処かに買い物がしたい。一緒に登校したり、昼御飯をたべたり、下校する仲であるがプライベートな付き合いはない。
「せんぱい、私とデートですか?」
「違うから、普通に買い物をしたり遊んだりするだけだから………」
モジモジと恥ずかしがる絵葉に、真美はキッパリと言った。エキセントリックかつセクハラ気質な性格だが、そこがまた愛おしい………。
★★★★★★
次の日の朝、真美は住宅街の広場に集合した。
「せんぱい、お待たせしました………」
数分後、来たのは絵葉私服は袖なしのシャツ、ホットパンツ。そして手提げバッグ。
「じゃ、行きましょうか?」
真美と絵葉は一緒に遊びに向かう。
★★★★★★
まず、最初に向かったのはオフィス街の通り沿いにある服屋で買い物。真美と絵葉は、店内に販売している衣類を品定めをする。そして気に入った服を持って試着室に入り、お互い衣装を見せて喜び合う。
お互い、気に入った服を購入して店を後にする。
───次は、いつものアーケード街にあるゲーセン。
「勝負よ、今度こそ、アンタに勝ってみせるわよ」
真美は格闘ゲームの機器椅子に座り、絵葉に勝負を挑む。
「受けて立ちます。せんぱい、コテンパンにします」
絵葉は機器の椅子に座り、勝負開始。
そして………。
「クソ、負けたわ………」
真美は悔しがる。やっぱり、格闘ゲームでは彼女には勝てなかった。
「ヘヘへヘヘ………せんぱい、まだまだですね?」
絵葉は勝ち誇る。
★★★★★★
次は、アーケード街にある喫茶店。
「みてみてせんぱい、デカいパフェ〜〜〜ッ!!」
「アンタ、それ全部食べられるの?」
真美は呆れながら尋ねる。私はパンケーキとアイスコーヒー。一方の絵葉は価格が2000円のフルーツとアイス、プリンやクリームで盛りつけられたデカいパフェ。
「これをせんぱいだと思って、頂きます」
「思わんでもいいっての」
真美はツッコミの一言。
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