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第11話 平凡なOL、飛竜(ワイバーン)を撃退


───ッ!!


 飛脚し、飛竜ワイバーンの頭部に大聖剣の一撃を与えたのはアンゼシカ(真美)。

 頭に一撃を与えられた飛竜ワイバーンは脳がグラッと揺れ、後退。そして木々に衝突し、バキっと倒壊させる。


(これがドラゴン?)


 アンゼシカ(真美)は飛竜ワイバーンを見てビックリ。何故ならアニメ、マンガ、ゲームでしか見た事がないからだ。

 感想を伝えたらキリがない、まずはデカイ。カッコいい、飛竜ワイバーンはファンタジーのロマン。


────ッ!!


 飛竜ワイバーンは体勢を立て直し、咆哮。

 そして物凄い足音を響かせ、大口を開け、突っ込んで来る。


「遅いわ」


 アンゼシカ(真美)は大聖剣を片手で構え、飛竜ワイバーンの腹の下を通り抜ける。

 剣の一振りにより、数十発の剣撃を展開、飛竜ワイバーンの全身から無数の竜鱗を空中に発生させ、地面にパラパラと零れ落とす。


───ッ!!


 飛竜ワイバーンは振り向き、アンゼシカ(真美)に狙いを定め、右の翼手を振るい、竜爪を伸ばす。


「てい……」


 アンゼシカ(真美)は、迷いの無いスピードで大聖剣を振り上げ、竜爪を切断。

 切断された竜爪は空中を舞う。そしてジャンプしてキャッチ。次に飛竜ワイバーンの頭部の角に狙いを定め、大聖剣を振るって切断し、キャッチ。


 ついでに、尻尾を切断………。ぴちぴちしている。


───飛竜ワイバーンは、アンゼシカ(真美)に畏怖。翼をバサバサと羽ばたかせ、遥か彼方の空に旅立つ。



――――少し落ち着いた後。



「助けて頂いてありがとうございます」


 デビッドは御礼。


「アンタ達が来なかったら死んでいた、本当に感謝する」

 

 アレックスは頭を下げる。

 

「いや、どう致しまして……」と、アンゼシカ(真美)。私は現実世界では喋るのが苦手だった、言葉が思いつかない。ミリアがあの状況に赴かなかったら私は付いて行かなかっただろう。

 

 一方のミリア、状況が片付いた今、私の腕に抱きつき、スリスリと溺愛して来る。私が戦っていた間、2人の救助活動をしていたが、今では残念である。

 2人にミリアの事を尋ねられたが、(それは触れないで……)と、流した。




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