表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
例深山の妖怪  作者:
8/11

8........

「……5年、必死こいて守ってたみたいだぜ。ただ、最近、キナくせえんだ。……こいつら、だから、ちょっとあせっちまったみてえで……犯人探し、していたんだ、と」


背中から聞こえてること佐波委(ざわい)の声に僕は疑問がふつふつとわいてきて消えない。僕は、少し震えながら尋ねる。ただのクラスメイトだった筈なのに。


「……きみ、君は、なに?何者?」


佐波委は、近づいて僕に身を寄せると笑うように軽く言った。

「俺は、お前のクラスメイトで……おっと、お出ましだ!はやいねえ」


ヒューっと佐波委がおちゃらけて口笛を吹くと同時に、山小屋のドアがかたかたかたと大きく揺れ出した。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ