■Round1.アキバの晴れた空の下
■Round1.アキバの晴れた空の下
【Turn1-1 空高く】
GM:それでは、ミッション<ウーテといっしょ>
ジェイス:トロといっしょみたいな?
一同:(笑)
ベルハ:ぴったしなのいるじゃーん。*たまちゃんのことである
ジェイス:もこもこしている。
GM:ふさふさしてるね、このトロは。
ジェイス:先陣を切るのは、うちのパーティー唯一の女が良いと思う。
キリヤ:そーだねー、タマちゃんからだね。
ベルハ:さっきめっちゃ視線送ってたっす。
キリヤ:みんなでじーっ。
ベルハ:じーっと。てかどう考えてもいま、たまちゃんが隣歩いてて他3人後ろって感じっすよね。
タマちゃん:そーだよにゃー・・・じゃあタマが先陣切るかにゃ!
ジェイス:すばらしい、そんな君に、ゲイザー・スタイル。見つめちゃうよ。
冒険者に、ウーテを加えた5人で、アキバの街へと繰り出した。
どこへ行こうか、何を見せようか。それはゆっくり歩きながら決めよう。
彼らと彼女の一日は、こうして緩やかに始まった。
◆タマちゃんのターン
・イベント《身軽な冒険者が、建物の上の方を飛び回っている》
ウーテ:「わああ、なんですかあれ、すごいですね、冒険者ですよね!?わああ!」
タマちゃん:「そうだにゃあ、冒険者だにゃあ」(あんな危ないことを今やらなくてもおおおお!!)
ウーテ:「みなさんもできますか!?」期待に目を輝かせてタマちゃんを見ています。
タマちゃん:「もちろんできますにゃ、やってみせましょうにゃー!」
ジェイス:お、いいじゃん比較的得意。
ベルハ:猫だし俊敏そう。
キリヤ:様子を見る、同行する、はこのタイミングで宣言?
GM:イベント振る前かなーごめんねー。ウーテとたまちゃんが並んで歩いてますよ、男性陣どうしますか?
キリヤ:ちょっ、最初は様子を・・・
ベルハ:自分鳶職じゃないんで無理っす。
ジェイス:このパーティーで運動が得意なのは彼女だけだ。
ベルハ:みんなひきこもってんな、もう(笑)
ジェイス:パーティー唯一の女性が、唯一運動が得意なんだ!!
タマちゃん:なんでみんなそんなに体動かさないにゃー動かすの楽しいにゃー。
ベルハ:だってめっちゃ手先器用な人が・・・
ジェイス:俺は本来の体と違いすぎて。
キリヤ:ほら、僕学者系だからさ。
ジェイス:キャライメージを先行させすぎてな、身長書いてないよね、ジェイス身長2メートル近くあります。
一同:「でかっ」
GM:一緒に付いてきてるんなら同行するになるんじゃないかな。
様子を見ると≪タイミング:レスト≫になります。
タマちゃん:つまり、疲労たまったら様子みようぜ。
キリヤ:あーサンドイッチあんまり持ってこなかったなー。
ベルハ:とりあえず付いていくしかないよね。
ジェイス:同行しよう。
GM:では戻ってタマちゃんの判定。運動です。
タマちゃん:タマがするするっとビルの方に上って行って、一度ぶんぶんと手をふって、「ここにいるにゃよー」みたいな。
ウーテ:「きゃー」ぶんぶんぶんぶん。ふりかえしてます。
○運動判定→失敗!
タマちゃん:と、届かずに壁に激突して。
GM:ぴょーん、べしゃっ。
タマちゃん:一応向こう側に手は届いているから、ぷるぷるしながら、ビルをよじ登って、何でもないような顔をして笑顔だけど・・・戻るのに時間がかかるにゃ・・・戻りにくいにゃ!
一同:(笑)
タマちゃん:とぼとぼと戻るにゃ。「し、失敗しちゃったにゃあ・・・ちょっとたまには、高かったかな、高低差が」
ベルハ:「ぶつかって顔が赤いのか青ざめてるのかわかんないっす」
キリヤ:(タマさん大丈夫かなー)
GM ちょっと毛がつぶれてるんだよ。
タマちゃん:へにゃーってなってる、耳もたれてる。
ウーテ:「大丈夫です、か?すみません私が・・・」しょぼぼーん。
タマちゃん:「だ、大丈夫にゃ大丈夫にゃ、これくらいの怪我だったら冒険者だったらすぐ治るにゃ」自然治癒力。
ウーテ:「そ・・・そうですか、よかった」
タマちゃん:(情けにゃい・・・)
キリヤ:そしてそれを見て、自分はやってみ、ない!!
ジェイス:あんなもの成功するわけないだろ。
キリヤ:飛び移れ、ない!
ベルハ:一番確率高いのジェイスさんっすよ?
ジェイス:俺はほら、CRのマイナス補正かかるから。
ベルハ:ちっ。
【Turn1-2 クレセントムーン】
タマちゃん:「もうちょっと歩いて見るかにゃー」
ウーテ:「そうですね」
ベルハ:「だったらアキバの大通りを見て回るっす。まさにあそこは繁栄の象徴っすからね、自分たちのこと見てもらうには一番じゃないっすか」
タマちゃん:「ああ、それもそうだにゃあー」
ジェイス:では言い出しっぺのベルハ、先陣を切るんだろ?
ベルハ:「勿論、行き先は決まってるっす。ハンバーガーを買いに」
ジェイス:クレセント!まだやってるんだっけ?
GM:再開したはず。
ベルハ:そろそろ大地人にも味のある食べ物が出回ってるから、その最初はここなんだよというのを見せたい。
ウーテ:「聞いたことがあります、味のある食べ物を最初に売り始めたお店ですね!」
ベルハ:「そうっす」
ウーテ:「本当にすごいですよね、冒険者の方はいろんなものを見出して・・・」きらきらしながら一緒についてゆきます。
キリヤ:まぶしい!
タマちゃん:純粋さがまぶしい!
ジェイス:いくつだっけ、13、4?
ベルハ:「次女か、同じ立場っす」
GM:ほんとだ、次男。
ジェイス:「いや、全然違うぞ、お前は男だろ」
タマちゃん:「男と女の違いはでかいにゃー」
ジェイス:「あと彼女は封建社会の次女」
ベルハ:「つまり、寺の人間とは合わないってことっすね」
タマちゃん:「世知辛いにゃー」
ベルハ:「そうこうしている間に、見えてきたっす」
GM:さあ、ではなにをしますか?
◆ベルハのターン
→全員同行
・イベント≪無し/任意にウーテと話す≫
GM:ではクレセントムーンでお買い物かな?
ベルハ:じゃあテーブルに座って、目の前にはハンバーガー5つとチキン5つと紅茶5つ。
キリヤ:買いすぎじゃね?
ベルハ:え、だって5人だよね?
タマちゃん:人数分だにゃ
ジェイス:コーラ!?
一同:紅茶!
キリヤ:「ねーこれベルさんのおごりー?」
ベルハ:「あ、しまった、奢りっす」
タマちゃん:「やったあ!」
キリヤ:「ラッキー」
ベルハ:「なにはともあれ、何を話すにしても、これからどこに行くにしても、腹ごしらえは必要っす」
タマちゃん:「そうだにゃ、腹が減っては戦はできぬといいますにゃあ」
キリヤ:「ほうだへぇ」(意訳:そうだねー)
ベルハ:「もう食ってる!?」
一同:(笑)
タマちゃん:「ではいただきますにゃーん」はむ。
ジェイス:「いただきます」
ウーテ:野外ですよね?キョロキョロして、テーブルの上を見つめて目を輝かせています。「冒険者の方はいつもこんな風に食事をしているんですか?」
ジェイス:「いつも・・・?」
ベルハ:「半々くらいっすね」
タマちゃん:「野外で食べることもあるけど、お店に入ることもあるにゃあ」
ジェイス:「自炊してる連中もあるな」
キリヤ:「うひのギルドはお抱えの料理人がいうお」(もぐもぐ)
ベルハ:すげー勢いで食ってるっすね。
ジェイス:ジェイス食い終わった模様。
一同:「早っ」(笑)
ベルハ:いつの間にか俺のハンバーガーとチキンが無くなってるっす。「とまあ、こうやって俺たち冒険者はみんなで和気藹々と食べるっていうこともあるっす。で、どうすか?味の方は?」
ウーテ:「あ、はい、いただきます!」まだ食べていなかった模様。
一同:(爆笑)
ウーテ:皆さんを見てですね、見よう見まねで、手掴みして、大口ではむっとかぶりつきました。
ジェイス:ナイフとフォークを使わないのは不慣れだな。
ウーテ:思い切り頬張った結果、咀嚼できていないようです。「~~っ!」(もごもごもご)
ベルハ:背中さするっす。
タマちゃん:「ちょ、ちょっとまっててにゃー」ってハンバーガーを包んで置いて、お店の方に行って、ナイフとフォーク的なものはないか聞くよ。?
GM:ないねえー。
ベルハ:「紅茶、紅茶、これで流し込むっす」
ウーテ:すがりつくように紅茶を手にとって、ちょっとずつ飲み込みます。「ふう、とても、食べるのが大変ですね」
ジェイス:「少しずつ口に入れるんだ少しずつ」
ベルハ:「慣れてないんっすね」
キリヤ:「ちょっとずつ食べるんだよ・・・」
ウーテ:「なるほど・・・」改めてちょっとずつかじりながら、「なんだかちょっとお行儀が悪い気がしますけど、とっても美味しいです」
ベルハ:「ならよかったっす。・・・こういう食事をつくったのもいわば俺たち冒険者ってことなんすけど」
ウーテ:「はい!すごいですよね」
ベルハ:「もちろん食事だけじゃないっす、そこのテントとか、後ろの建物とか、ここら辺で使ってるものは大概冒険者が作ってるっす」
ウーテ:「へえええ・・・」キョロキョロと、言われて慌てて振り向いて見ます。
ジェイス:「まあ、しっかりとした建物については廃屋の再利用だがな」
ベルハ:「リフォームっすね」
タマちゃん:「そうだにゃあ」
キリヤ:「ベルさんお得意のリフォーム」
ベルハ:「とまあ、何が言いたかったって、危険を冒して冒険するだけが冒険者じゃないっす。そうやって冒険する人たちの生活を支えるのも、ある種冒険者の役目っていうことだけ知って欲しかったっす」
ウーテ:「はい!わかりました!とっても、参考になります!」きらきらと、とても信頼感を瞳に浮かべてですね、ベルハさんを見てます。
ベルハ:「ケチャップ、口付いてるっすよ」
ウーテ:(はっ!)
ベルハ:で、拭く。
ウーテ:顔を赤くして慌ててうつむき、「あ・・・ありがとう、ございます・・・」
タマちゃん:なんかイケメン枠がいるにゃ。
ベルハ:弟見てるみたいっす。
ジェイス:弟!?
タマちゃん:あっ、恋人系じゃなくて(笑)
ベルハ:13・4でしょ?大体弟くらいなんだなー。
一同:あ、ああ・・・(目の前で立ったフラグが即座に折れたのを見て落胆)
タマちゃん:兄弟系だったにゃあ・・・
キリヤ:ちょっとがっかりだにゃあ。
ベルハ:「腹も膨れたし、これから本格的な紹介にはいるっす」
ウーテ:「はい!」
ベルハ:「もっとも、自分の出番は終わったすけどね・・・」
ウーテ:「えっ」しょぼーん。
ベルハ:「あ、嘘っす」
ウーテ:嘘って聞いて、ぱああっとまたお花飛ばすくらいの笑顔になります。
ベルハ:眩しいっす。
タマちゃん:この子かわいいにゃあ・・・
キリヤ:かわいいなあ。
GM:では、次はどこへ行きますか?
【Turn1-3 それは愛か、それとも】
ベルハ:「どこへ行くんすか?キリっさん」
キリヤ:「僕?そうだねえ・・・」
◆キリヤのターン
→全員同行
・イベント≪謎の手紙をもらう≫
GM:みなさんがまた、どこへ行こうかと、歩きだしたところ、物陰から暗号が書かれたメモをキリヤさんに「キリヤ」とぼそっと呼ばれて、すっと暗号が書かれたメモを渡されました。
キリヤ:「誰だ?」
ベルハ:(あれ絶対ギルドの人だ・・・)
GM:もうその姿は路地裏に行ってしまったようです。
キリヤ:「誰だよ、ったくよー」
GM:さあ一体何が書いてあるのか。
ウーテ:「え?な、なんです今のは、そ、それは?」興味しんしんといった感じでメモをのぞき込んできます。
ベルハ:みんなで覗くっす。
キリヤ:ぺらっ、ぺらっ。
ウーテ:「何が書いてあるのかさっぱりです・・・」
○解析判定→失敗!
キリヤ:「うーん分からない」
ベルハ:「ちょっと見せて欲しいっす」
キリヤ:「分かる?ベルさん」
・自分もやってみる→ベルハ
○解析判定→失敗!
ベルハ:「ちんぷんかんぷんすね!」
一同(笑)
ベルハ:「ていうかこれ本当に文字っすか!?」
キリヤ:「ジェイスさんやってみますか?」
ジェイス:「やってみるか・・・」
・自分もやってみる→ジェイス
○解析判定→マイナス補正2→妖怪イチタリ=ナイ!
一同:あー・・・
ここでジェイス、即座にマイナス補正が大きいとGMに異議申し立て!
GMとジェイス、補正値計算を始める。
GM:うん、そうだね、2は大きいね!マイナスは1にしましょう。
○判定→同値成功
キリヤ:妖怪さんお帰り下さい!
GM:妖怪さんにはぎりぎりお帰り頂けた!
ジェイス:妖怪ってのは昔からこうやって退散させるものなんだ。
一同:(笑)
ジェイス:いえーい!憑き物落とし!この世にはね、不思議なことなんて何もないんだよ関口君。
GM:関口君はいませんよ!(笑)はい、では、解読できたのですが、内容を適当にでっち上げてください。
ジェイス:マジで!!?
ベルハ:え、そういう!?
ジェイス:無茶ぶり!!うぇい!ウェイト!!
一同(爆笑)
ベルハ:なんということでしょう。
キリヤ:暗号を書いたメモを渡されたー。
タマちゃん:解読はできたー。
ベルハ:内容丸投げされたー(笑)
ジェイス:「これは・・・うむ、ベルハ、よかったな、ラブレターだ」
一同:(笑いをこらえる)
ベルハ:「どこのどいつっすか?俺にラブレターなんて送ってくる数奇なやつは」
ジェイス:「この間一緒にパーティーを組んだと書いてある」
ベルハ:「ああ、アキバのひまわり・・・」
キリヤ:え?
タマちゃん:ええ?
ジェイス:「お前、それはちょっと自意識過剰じゃないか」
ベルハ:「じゃないんだったら・・・同じ神祇官のミノ・・・ミノリちゃん、かな?」
ジェイス:「お前、それはちょっと自意識過剰じゃないか」
ベルハ:「あ、じゃあアカツキさんすね」
ジェイス:「よし、表出ろ」
ベルハ:「久々のガチ勝負っすね」(笑)
一同:(笑)
キリヤ:「しかもなぜかラブレターが僕経由で送られてくるという・・・」
ベルハ:「つまり脈なしってことじゃないっすか」
GM あん、完全に。
ベルハ:「で、そのラブレターにはなんて書いてあるっすんすか、ジェイっさん」
ジェイス:「あー、いつも陰から見ています」
ベルハ:「ふつうのラブレターだったんすね。別に比喩じゃなくって」
ジェイス:「ああ。いつも陰から見ています。いつも見ています」だそうだ。
GM:(ストーカー!)
キリヤ:(ストーカーだ!)
タマちゃん:(それちょっと危ないやつじゃないかにゃあ)
ジェイス:「まあ頑張ってくれ」とラブレターを押しつけて。
GM ラブレター()
一同 (笑)
キリヤ:ラブレターらしき物体。
ジェイス:「まあなんだ?直接貴様に渡せなかったのは・・・うん、思うに彼女は照れ屋なんだな」
タマちゃん:「なるほど、かもしれないにゃあ」
ベルハ:「ポジティブっすね・・・もしくは呼び出してズドンか・・・」
キリヤ:「女の子ならいいですね」
ベルハ:「そうっすね・・・」
一同:(笑いを堪える)
ジェイス:「わざわざラブレターを暗号で出すような者だ。相当な変わり者だろうな」
ベルハ:「まあ正直言って今はウーちゃんさんの相手で精一杯なので、これ二の次にするっす」
ジェイス:「ま、仕事が終わったら考えることだな」
ベルハ:「考えなくて済むようになりたいっすけどね」
タマちゃん:(淡泊だにゃーこの人)
キリヤ:「あとでちゃんと返事返しといた方がいいんじゃねー?」
ベルハ:内心、やっべ!なんでラブレター!?えっ!?ラブレター!!?どういうこと!?わっかんねっし!後回しするっす!という心情。
ウーテ:「ベルハ様はおモテになるんですね!」
ベルハ:「外観だけは良く作ったからっすね」
ジェイス:(そういう問題か)
ウーテ:「それにしても、こんな暗号を解読できてしまうなんて、やっぱり冒険者の方は流石ですー!」
ジェイス:「これはあまり冒険者は関係ない気がするな」
ベルハ:「ジェイっさんが飛び抜けてただけっす」
ウーテ:「そうですか?ますます、すごいです!」*超かわいい
ベルハ:何言っても褒めちぎるとおもいますよ・・・
タマちゃん:眩しくてタマは見れないにゃあ・・・
キリヤ:これが若さか・・・
+そして楽しい消耗タイム。想像以上にラブレター騒動で疲労する男性3人。
タマちゃん:「タマは考える系はからきしだからにゃあ・・・」
【Turn1-4 簡素な宿】
◆ジェイスのターン
→全員同行
・イベント≪ウーテは冒険者の日常に興味を持っているようだ≫
ジェイス:「さて、どこに行ったものかなあ」
ウーテ:「皆さんが普段行くような所や、普段過ごしている場所などが見てみたいです!」
ベルハ:「つまり、ジェイっさんの家すか・・・?」
タマちゃん:「にゃるほど」
ウーテ:きらきらきらきら。
GM:では交渉判定で。
ジェイス:なにを交渉すんの!?
GM:家に連れていくか行かないか。連れてくの?
ジェイス:行かないよ・・・
GM:では交渉判定で説得してくださーい。
タマちゃん:姫は行きたがっている。
ベルハ:姫は行きたがっている。こっちを見ている。
キリヤ:これ、みんな付いていかないとかにしたらさ、危険な・・・
一同:(笑)
ベルハ:そんなことはさせないっすけど(笑)
ジェイス:「実際、俺のようなむさ苦しい男の部屋に行ってもたいして何もないからな。俺の部屋はベッドくらいしかない」
ウーテ:「そうなんですか?それはそれでとても興味があります」
ジェイス:「それよりも、同じ冒険者の少女の部屋など見てみたくはないか?」とタマちゃんを見るよ。
タマちゃん:「少女じゃにゃいにゃーネコにゃー」しれっと。
ウーテ:「そうですね、冒険者の少女の部屋というのはどういうものなのでしょう?」
○交渉判定→成功!
タマちゃん:言いくるめて興味がこっちにきたのか!
ジェイス:ふっふっふっ。
ウーテ:「お邪魔しては・・・ダメですか・・・?」
ジェイス:きらきらきらきら(SE)
タマちゃん:「まあ・・・見られて困るものはにゃにもないから・・・普通の宿屋にゃよ?」
ウーテ:「はい!」
ジェイス:「お前宿住まいなのか」
タマちゃん:「宿にゃん。家を買うにはちょっとお金が無いにゃ。ゾーンは買えないにゃ・・・」
GM:個別のゾーンを買うのはお金かかるものね。
タマちゃん:ということでとりあえず、宿には案内するよ。
ウーテ:「わあ!そもそも、冒険者の方が使うような宿に入るのも初めてです!」大層嬉しそうに。
タマちゃん:そりゃそうだよね。
GM:あちこち興味深そうに見て回っては目を輝かせて「わあー!」とか言ってます。
ベルハ:「なかなか良い木っすね」(コンコン)
一同:(笑)
タマちゃん:「そこに反応するのかにゃん」(笑)
ベルハ:「日当たりも良いし、なかなかっす」
タマちゃん:ちなみに部屋の中にあるのは、ベッドと机と椅子と、簡易なテーブルと、窓際に一輪挿しがちょろっとあるくらいだよ。めっちゃシンプルだよ。
ジェイス:「思ったより味気ないな」
タマちゃん:「おしゃれとかはしてみたいんだけど・・・やっぱり冒険に行くのにアイテム買う方が優先になっちゃってにゃあ、そっちにお金割いちゃうんだにゃあ・・・」
ジェイス:「どちらかというとアウトドアだからな」
タマちゃん:「そうだにゃあ」
ベルハ:「レベル90でも金の余裕がないんすね」
キリヤ:「かっつかつだね」
ベルハ:レベル35は将来を見据えてちょっとショボーンとする。俺だけ35なんだなー。
タマちゃん:「ちゃんと金策すれば・・・!貯めていけばなんとかなるにゃ!あの、うちは(ゲーム時代って言っちゃっていいのかすごく悩んでいる)えっと昔に趣味装備とか買っちゃってにゃあ、見た目装備とか、ネコ耳とか・・・」
ベルハ:すごく納得した顔。
ジェイス:「でもこれからは金まわりとレベルはあまり関係ないだろう。本人の発想一つでいくらでも稼げる時代になっていく、はずだ」
タマちゃん:「そうだにゃあ」
GM:ウーテはみんなをちょっと見上げながら、じーっと聞いています。
キリヤ:「あんまり裕福じゃないんだよ?冒険者って」
タマちゃん:「そうだにゃあ、裕福とは言いがたいにゃあ」
ジェイス:「まあ、貴族に比べれば、ということだ。少なくともそこらの農夫よりははるかに裕福だと俺は思うぞ」
タマちゃん:それはたしかに。
ジェイス:封建社会だからな。
ウーテ:「でも、貴族の娘でも、贅沢ができて幸せか、というと違う話だと思います・・・」少々顔を曇らせるウーテ。
キリヤ:(しょんもりしちゃったよ)
ジェイス:「贅沢ができることが幸せかはわからんが、飢えないのは幸せだぞ?」
タマちゃん:(重いこと言った!)
ベルハ:ずしんとくる一言っすね。
ウーテ:ハッと顔を上げて。
ジェイス:「飢えている者など世界中にたくさん居るからな」
ウーテ:「やっぱり、冒険者の方のいう言葉はどこか違いますね・・・」
ベルハ:俺らから聞いても違う!って聞こえたっす。
一同:(笑)
キリヤ:「まあ、アキバの地下にも居るけどね・・・」
ベルハ:「ああ・・・」
ジェイス:飢えた影も居るしな。
タマちゃんはこれから先もなぜかイケメンにヘイトを貯めてゆきます。