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SA  作者: モカ笛
チーム結成編
7/15

思い出した使命

そう、俺には大切な使命があった。なぜ思い出したか、それはおそらく目の前の少年が教えてくれるだろう。


「久ぶりだな、相棒」


「シャドー、無事だったのか」


不思議だが、幼少期の記憶がつぎつぎに蘇る。

シャドーと再会した事と関係あるのだろう。


「全く、あいつら、俺が影だからって宝石の中に封印するとは、

......て、もしかしてお前、俺が復活するまで記憶は?」


「忘れたままだったな」


シャドーは元々俺の影から生み出された使い魔のような存在だ。おそらくシャドーが封印される時に、俺とシャドーが共有していた記憶の一部も封印されてしまったのだろう。


「さて、ハーラ、綾野、いきなりで悪いが、俺はこのパーティから抜けさせてもらう。世話になったな」


そう、俺たちの使命は、悪魔の元凶になる、ハデスをぶちのめすことだったのだが。さっきも説明した通り、シャドーが手先に封印され、それと同時に使命のことも頭からとんでしまったわけだ。当然、俺とシャドーだけで行く。ハーラや綾野は関係ないからな。


「まてよ、それって世界が滅んだりって有るのか?」


「私も聞いておきたいわ」


「ああ、ある」


「じゃあ、俺らも行く。ギルドの仲間が行くんだからな」


「私もいくわ」


「分かった。でも死ぬと思ったらすぐ引き返せよ?」


さと、こいつら、連れて行くのか?」


「ああ、頼もしい戦力になるはずだ」


俺らは町を出て北の山へ向かった。確かそこに悪魔の巣があったはずだ。いまの時期なら近づいても大丈夫だろう。


「さあ、さっさと終わらせるか!」

一同はさとの掛け声に頷いた。



悪魔討伐編へ続く

シリーズを変えて、次回から悪魔討伐編に投稿します。

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