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第六話

前回でステータスの話があったのですが、チートすぎると言われたのですが、あれはあくまでも基礎ランクで、限界値のようなものです。


これ以上はネタバレになってしまいますので言えません。

 私がスキルを使い、村を見たら、そこにはマリアとあの男が抱き合っているのが見えた…。


 私がその光景を見ながら唖然としていると、あの二人が何か話している。

 

 私は何を話しているのかが気になり、新しいスキルの、{遠聴}を使い話を聞いた…。


 私はその話を聞き終わった後、もうすでにマリアやあの男のことなど、もう、如何でも良くなっていた。先程まであの二人が抱き合っていたことに途轍もない怒りや、屈辱的な感情を覚えていたが、今はそのようなことは一切なくなっていた。


 



 何故、私があの村を滅ぼしたのかは憶えていない。本当に、ただ、何となく。


 まず傍に寄り添ってきたマリアの腹を{物喰い}で変化させた腕で腹を突き破り、その後、叫び声が五月蝿い村人たちを次々と殺していった。勿論、抵抗した者もいたが、突然の出来事と他のものが無残に殺されているのを見た恐怖心が重なり、大して強くなかったが…。


 父も、母も、妹も、兄も、弟も、皆、消してしまった…。罪悪感‥その様なものは一切なかった。

今まで世話になった奴も、他の奴と大差なく殺せた…。勿論あの男も。





 その後私は、魔石や魔力を帯びた肉や鎧、武器等を探し、片っ端から食べていた。兄と弟の肉は魔力を帯びていたし、家にあった鎧もそうだった。


 私が、魔石等を一通り食べ終わり、ひと段落し、休んでいると、いつものアナウンスが聞こえてきた。




「スキル{土堀削 (ドヴォルザーク )}、{記憶吸収(メモリーサクション)}を覚えました。バッシブスキル{火の性質変化}を覚えました」


 私はステータスカードを使い、三つの能力がどの様なものか、確かめた。


 …どうやら、{土堀削 (ドヴォルザーク )}は土や砂、岩などを細かくし他の場所に移せるらしい、{記憶吸収(メモリーサクション)}は意識がない人間の記憶や知識の一部を見れるのだが、本人がどうしても見せたくない記憶はみれないらしい。最後のバッシブスキルは常時発動していて、いつでもON,OFFが可能な種類のスキルのようだ。{火の性質変化}とは、魔力を火に変えられるらしい。



 私は{記憶吸収}を使い色々な情報を得てから、{土堀削}を使い穴を掘り、その中に村人と木々をいれ、火葬した。


 その後、私は穴を埋め、今後どうしようかと、空を見上げながら迷っていると、空から何かが降ってくるのが見え他と思ったら、私の視界は暗転した…。








今回の新しいスキル(バッシブ含む)



土堀削 (ドヴォルザーク )


記憶吸収(メモリーサクション)


{火の性質変化}


 残りスキルポイント13

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