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笑い声  作者: もんた
1/6

プロローグ?

初投稿‼初連載‼

至らぬ所もありますが何卒ご容赦ください。

ジリリリリリリリリリ


目覚まし時計の音が鳴り響く。

「うるさーい!早く起きないか義樹!」

階下で親父が怒鳴っている。義樹は眠い目をこすりながらベルを止める。

「まったく……親父もうるさいなぁ。

俺の名前は斉藤義樹。今日から高校生になりま……」

「何ブツブツ言ってるの?早く下りて朝ごはん食べちゃいなさい」

今度は母さんだった。義樹は渋々一階に下りて行った。


リビングに行くと、テーブルの上の皿の上に黒い何かがのっていた。

「これ……何?」

恐る恐る聞く。

「何って、トーストよ、トースト」

「トースト!?これが!?これじゃただのダークマタ―だよ!」

「義樹!くだらないことを言っていないで早く食べろ」

そう言うと親父はダークマタ―をかじる。すると親父の顔はみるみる内に青くなっていった。親父は無言で席を立つと、トイレへ向かう。

「いってきまー……」

ガシッっと、首元をつかまれた。


――――しばらくお待ちください――――


何とかダークマターを処理した義樹は、通学路を歩いていた。

「今日からあいつもアメリカか……」

義樹は幼馴染のことを思い出していた。

中学までは、毎朝俺の部屋へ侵入しては殴る・蹴るの暴行で叩き起こされていた。そのため毎朝傷だらけになり、学校では家庭内暴力と疑われたほどだ。

そんな過激な幼馴染も、中学卒業と同時にアメリカへ留学に行ってしまった。なので久しぶりに傷のない朝を迎える事ができた。

昔の事を思い出している内に、今日入学する学校に着いた。


時踏学園に……

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