短歌②
<短歌>
〜推しってゆーか恋〜
二次元の
推しへの想い
名前なき
恋と呼ぶのは
夢の推しかな
〜梅雨のデート〜
鎌倉の
紫陽花小道
手を繋ぎ
夫婦華やぐ
梅雨の夕暮れ
〜ひぐらし〜
ひぐらしの
届けと願う
鳴き声に
心打たれて
夏の終わりに
〜さよならは言わない〜
さよならを
言いたくなくて
手を振った
君も手を振り
微笑み交わす
〜夏の始まり〜
少年の
駆け寄る友の
はしゃぐ声
夏の始まり
どこへ行くのか
〜のらりくらり〜
くらげさん
のらりくらりと
泳いでく
いっしょうけんめい
生きていくんだ