私の幼少期
私は紗南。
田舎のとある町で長女として生まれる。
母は若くして私を産み、父はそれなにの年齢だった。
1歳の時に不注意で熱湯を被り、今でもその後は残ってる。
父方の祖父母は私が産まれる前に亡くなっていて
会ったことはない。
その代わり曽祖父が東北にいたからたまに会っては可愛がってもらっていた。
母方の祖父母はそれぞれ自営業をしていたが。
既に離婚済み。
それでも私は祖父とも祖母とも仲良くしていた。
祖父は厳しかったが、いつもそばにいてくれた。
祖母はスナックを経営してたので夜しか会えなかったが、いつも可愛がってくれた。
私の今の人格は母方の祖父母がいてくれたから
成り立ってると今でもおもってる。
19XX年XX月XX日
午前11時30分
3200gの元気な女の子がこの世に生をうける。
母にとっては初めての出産で、予定日より1週間遅れで私は産まれた。
ミルクが無くなるともっと欲しがり、とても食欲旺盛で、健康そのものだった。
父が祖母の借金返済のため、家庭にお金を入れなくなったのも、その時期だった。
私の記憶の中では、少なくとも父や母と何をした
思い出は全くない。
ただ、世間体を気にするのか、保育園の運動会や発表会には家族できてくれていたのは覚えてる。
その頃の私は、祖母の経営するスナックによく出入りをしていて、常連のおじさまたちから
セーラームーンが上手に歌えるとオレンジジュースをもらう
そんなことをやっていた。
5歳のある日、私はこんなことを言う。
「兄弟が欲しい」
私のその発言から少し経ったとき、
私は「お姉ちゃん」になるのだ。
それは私が小学校に入学した年の話。
そこから私の「お姉ちゃん」としての人生が始まる。




