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ずっとそばにいるから  作者: 夢菜
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身の回りの小さな事件

早紀が死んでから小さな事件が起こる。世間ではときたまある事なのかもしれないが、短い時間の中で立て続けに起こる。しかも私に関連している人々が巻き込まれている。これは偶然なのか?私が精神的に参っているせいで普段は見逃してしまう事でも過敏になっているのかもしれない。

 日に日に日常生活に戻り、慌ただしい日常を送っていた。


 あれから外出するときは拓馬はおんぶして、雄馬はしっかり手を繋いでいる。


 二度とあんな事故を起こさないためだ。


 そんなある日、家事をしていた時にまたあの声が頭に飛び込んできた。


 ”琴音、私はずっとそばにいるからね”


「え?誰?」


 私は振り返ったが誰もいない。


 あ・・・早紀かなぁ?そばにいて見守ってくれてるんだね。


 私は早紀がそばにいてくれていると思うと安心していられた。


 この時、私には不安があった。


 近所で噂されている。


 ”普通は親が子供を守るのよね。友人に助けてもらって何も思わないのかしら。きっと人間の心をもってないんだわ。旦那さんもあんな人が奥さんで可哀想よね”


 事情もよくわからないのに噂好きな人たちはわざと聞こえるように話している。


 ”琴音、あんな噂気にしない方がいいよ”


 ”うん、でも・・・”


 涙がこぼれた瞬間、私は意識が飛んだ。


 意識が戻ったころには、夕方になっていた。


 あれ?寝ちゃったのか・・・雄馬と拓馬も寝ていてよかった。


 私が昼寝なんて体調悪いのかな?


 そう思いながら立ち上がって夕飯の支度を始めた。


 なんだかけだるいなと思いながらも家事をこなしていった。


 ”もう大丈夫だよ”


 いきなり早紀の声が飛び込んできた。


 ”え?何が大丈夫なの?”


 その返事はなかった。


 

 今日の夕飯は思ったより豪華になった。


 浩人も雄馬も拓馬も好きな料理が並べられた。


 小さな幸せの一日だった。


 これも早紀のおかげだよね、と心で思いながら美味しく夕飯をいただいた。


 次の日、小さな事件が起こった。


 噂好きで私の事を悪く言っていた近所の人が家の階段から落ちて怪我をしたのだという。


 幸い打ち身だけで済んだらしいが、階段を踏み外すなんて怖いな、私も気をつけなきゃ。


 そう思いながら雄馬と拓馬を連れて買い物に出かけた。


 近所のスーパーで店員に呼び止められた。


 「お客様、会計がお済でない商品がありますよね。事務所まで来てください」


 私は何のことだかわからなかったが、事務所に連れて行かれた。


 店長に荷物検査や身体検査までされたが、疑わしきものは出てこなかった。


 店長に謝られたが釈然としない。


 腹を立てながらも拓馬がぐずっていたため、家に帰った。


 家についてからスーパーでの出来事を思い出すと腹がたってしかたなかった。


 怒りが頂点に達する寸前に意識が飛んだ。


 夕方、スーパーでは異変が起こっていた。


 店にトラックが突っ込んで店長と店員一名が負傷したのだ。


 幸いなことにトラックの運転手はかすり傷で済んだ。


 トラックの運転手は、いきなり意識が飛び、気が付いたら突っ込んでいたという。


 私は、何か違和感を感じたが、何かはわからなかった。

この話の行方はどうなっていくのか。皆様が思っているような事なのか、それとも違うのか。人間生きていくうえでいろんなことが毎日起こっている。それを気付かないで平和でたいくつな日々と思ってしまうのはもったいないかもしれません。皆様も少しだけ普段気付かないようなことに注意してみてほしいです。

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