44話 元気100%
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「すみませ―ん、登録したいんですが―」
俺は直ぐに登録をしてダンジョンに一緒に潜る相棒を探すことにした。
「あんた外国人か? じゃあ、こっちの用紙に書いてくれ」
金を支払って記入用紙を貰った。登録内容は、携帯ID、年齢、名前、レベル、スキルと簡単なものだ。記入を終え提出した時に俺のレベル16を見た受付は、訝しげにしていたが特に何も問われないで済んだ。ふう―。助かった。
もらったぜっけん番号みたいなものを首からかけるのがル―ルらしい。俺の番号は61番となっている。携帯でパ―トナ―希望を伝え直接交渉する簡単な仕組みになっている。
俺は登録者のレベルをザッと見ていく。レベル10以上は結構いるがレベル16まではいない。まずいな! 俺のレベルが高過ぎてフェイクと捉えられてるだろうな。自己申告だけだったので低めにしておけばよかったか? と後悔する。
レベル10とレベル12の奴に携帯でアプロ―チしたが返事は『否』だった。
面倒だなぁ。当初の予定通り1人で行くか?
《ピロリ―ン♪》
お、携帯に反応があった! どれどれぇ―?
No.30
王 美 19才
レベル11
スキル剣術
ほ―、レベル高いな。よし、OKっと返信する。
《ピロリ―ン♪》
俺の目の前から携帯が鳴った。
「え?」
「片山さん、王です。日本語少しデキマス。今日はお願いします」
ショートヘアの活発そうな可愛い女の子が声を掛けて来た。No.30の番号を付けている。
「え? あ―!? お願い……します」
携帯と女の子を交互に見ながら気づいたらOKの返事を出していた。しかし、スタイルも良くて可愛いなぁ―と心の中で見とれている。そもそも、中国人は美人が多い? 食生活の所為なのか遺伝子なのか太った女性を見かけないのだ。これも不思議認定しておこう。
「片山さん、レベル16本当ですか?」
「ああ。本当だよ」
「へ―、凄いです。地下3階層に行けますか?」
「えっと、王さん、実はここに来るのは初めてなんです」
「美美です。みんなメイメイと呼びます」
「はあ。メイメイさん、もしかして地下3階はゴブリン?」
「そうですよ。知ってるじゃないですか! ただ……、このダンジョンは人が多くてなかなか魔物を狩れないんです……。」
どうやら、ダンジョンの中も混雑しているらしい。
「ところで片山さんその腰の剣は本物ですか?」
俺はここに来てからトイレの中でアイテムボックスから剣を出して腰に帯ている。結構大き目の防具を付けてる奴や、露店で売ってるバッタモンくさい剣を持ってる奴もいて目立たない。
「ああ、ダンジョン産だ。内緒にしてくれ! 目立ちたくない」
「すご―い! 本物なんだ」
メイメイの武器はショ―トソ―ドだ。聞いてみるとこのダンジョンの地下1階は角兎らしい。駐車場ダンジョンと同じ魔物だ。残念ながら地下2階はトンボらしい。
俺はメイメイに超鑑定を唱えた。
◆名前:王 美 19才
種族:人間
レベル11
HP E(-)
MP E(-)
力 E(-)
防御 E(-)
速さ E(-)
運 D
【スキル】
剣術Lv2『真空刃』
ほ―剣術Lv2で真空刃を使える。俺と戦闘スタイルが被るがそもそもスキルは剣術ばかりだ。攻撃魔法もいるようだが稀らしい。回復魔法は皆無なため秘密にしておく。
「片山さん! 早く行きましょう!!」
俺は元気いっぱいな少女に促されダンジョンに足を踏み入れるのであった。
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