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ダンジョンで稼ぐ  作者: SHIGE
第二章 上海遠征
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43話 ダンジョン探索の相棒を探す

いつもありがとうございます。

評価と感想をお待ちしております。

 どうにかホテルに到着出来たが俺は既にぐったりだ。

 先ずは緊急時の対応が出来るように中国パブ『夢の国』で知り合ったカスミちゃんにウ―チャットで連絡を入れておく。使える人脈の確保だ。


「無事に上海に到着っと」 ポチッとチャットを送信して置く。

 店には1回しか行けなかったがこまめにやり取りを続けていたのだ。ホテルなどで困った時に無料電話で代わりに交渉してくれる大事な人脈になってくれるハズなのだ。


 明日の朝8時には会社から迎えがくる段取りだ。俺の住むマンションへ移動だ。午後は出社しないでよいのでダンジョンの下見に行けるな。

ネット環境も確保しておくか。そう中国では規制されておりYAH○O、G○ogleマップ、LI○Eが使えない。空港でVPN接続が出来るイモト○WiFiを借りてきている。


 よし、これでG○ogleマップが使えるな。

 あとは、アイテムボックスも問題なしっと。アイテムボックスの中には販売目的で全てのドロップ品を入れてある。これで準備OKだな。今日は休もう。疲れた……。



 翌朝、運転手と一緒に日本人の総務担当である若い女の子20代後半くらい!? が来てくれた。

「山本です。宜しくお願いします」

「片山です。宜しくお願いします」


 さっそく車に乗り込みマンションに向かう。

「山本さんはこちらに長いんですか」

「まだ、2年くらいです」


 ホテルから20分くらいで俺の住む予定のマンションに到着した。


「ここですか? この通りはずいぶん綺麗ですね」

「去年までは繁華街で全部料理店が並んでいたんですよ。だから路駐も凄かったんです。全て違法建築だったんで道ごと一掃されました。ブルド―ザ―でザ―って感じですね」

 何それ。怖い過ぎじゃないの!!

「へ―……。そうなんですか」


「こちらです。ここの8階ですよ。見つけるのに苦労しました」

 マンション群の敷地に入るための門番もいてセキュリティ―は高そうだな。

「オ―トロックのマンションなので部屋の扉は1枚しかありません」

 一般的にはアパ―トでさえも部屋の扉は2重構造になっている。鍵を2つ持たないで済むので便利だ。鍵を1つ無くせば野宿だからと事前に紋次郎に脅されていたし……な。


「ちなみに家賃を聞いてもいいですか?」

 家賃は会社負担だ。

待ってましたとばかりに山本さんが語り始めた。

「家賃は、15000元です。去年からどこも値上がりしていて、この値段まで交渉するのが大変でしたよ。えっと…日本円だと……25万円くらいです。へへへぇ。お風呂がついてる部屋探すのに苦労したんですよ~」

 家賃も交渉か。昔と変わっていないんだな。

「へえ-、お風呂ですか。めずらしいですね」

 どうやら風呂付きを探してくれたみたいだ。風呂が有るとは最高だな。

 現在も地価が上がり続けており大家が部屋を売りに出さないように定期的に賄賂を贈るらしい。ここは、大家の娘が住めるように部屋を売らずにキ―プしている部屋らしいので割と安心だ。この部屋を買う場合は、1億や2億では論外らしい。ボロマンションなんだけどな。

中国は、水が出るか? 雨漏りしないか? 手抜き工事で崩れないか? 新築を高値で買うことは博打とされ不動産屋も手を出さない。人が長年住めていた実績のある中古物件が高いのは常識のようだ。


 建物は正直ボロボロだが中は小奇麗で広い。70平米くらいありそうだ。

 

「必要なものは全て揃っていますので大丈夫だと思いますが、もし足りないものがあったら申請してくださいね」

「分かりました」

「あ、片山さん、夜食はまかないさんをつけますか」

「いや、外食かカップラ―メンで十分です」

「ですよね~。上海では賄い雇うと高いですからね」

 中国人も共働きが多く平日は外食が多いらしい。


「それから光熱費は片山さんの負担になりますので!」

「はい。分かりました。いろいろありがとうございます」


 山本さんが昼前くらいに帰った。俺は海外分の給与と支度金は全てウ―チャットに振り込んでもらっている。近年は、現金は使う場面がないらしい。自動販売機ですら現金投入口が有るタイプはレアだ。昔はタクシ―や外食くらいは現金だったのにずいぶん変わるのが早いなぁ。現金が回らない国とか銀行は大丈夫なのか疑問だ。何かあったら国ごと滅びちゃうんじゃね!?

 近年のタクシ―事情については、カスミちゃんに教えてもらった。以前はタクシ―は手を挙げて捕まえられたが今では手を挙げた途端に予約車に変わり逃げられてしまう。紋次郎が冗談で車の前に立ちふさがりひかれる覚悟止めろ。乗ったら走り出すまで絶対に降りなければ勝ちだ。と言っていたがその勇気が俺には無い。タクシー用の携帯アプリを選択しておいた。



 よし、準備できた。郊外のダンジョンに向かうとするか!

 タクシ―をアプリで探す。


「タクシ―うじゃうじゃいるな。2、3匹捕まえるか。ポチッと」


 俺が捕まえたタクシ―であることをナンバ―で確認し乗り込む。


 タクシ―に乗りながら昔と違う風景に驚く。日本車のレク○スが多いな。お、ランボルギ○ニカウンタックまたいるぞ。高層ビルや高級車が非常に多いことに驚きっぱなしだ。

 以前はもっと自転車とかいたよな。全て電動バイクになっている。


 普通に走れば30分くらいで着のところ渋滞で1時間くらい掛かって郊外のダンジョンに到着した。

もの凄い人だな。TDLみたいに混雑している。ダンジョンの周りには屋台や出店が多くあり、人がごった返していた。


 これはあれだな。以前に見た偽物市場と雰囲気がそっくりだ。若い男や女も多い。50代くらいもいるな。タクシーから降りて歩きでダンジョンへ向かう。

 

 少し進むたびに武器やら防具やらお守りやらをしつこく売り込んでくる。

 俺はアイテムの買取りを行っている店をマ―クしておく。


「あそこがダンジョンの入口か」


 ダンジョンの前にひと際大きな屋台がある。人も多くいて何やら交渉しているようだ。近づいて様子を伺う。どうやらパ―ティの斡旋所みたいな感じだ。俺はより近づいて様子を伺う。


「手数料は、100元(1600円)か。結構高いな」


 レベルとスキルを書いて登録する。希望者を指名して交渉する。そのままダンジョンに向かうか複数希望者を探すか自由なのか。


「初ダンジョンは危険だ。俺も探してみるか!」

 複数は分け前も面倒なので1人だけ相棒を探すことにした。


気付いた点は、誤字報告や感想頂ければ嬉しいです。

ブックマックも是非、お願いします。

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