15話 毒
初投稿です。
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今日もレベル上げのため駐車場ダンジョンに向かう。
ダンジョンの入口に来て自分のステ―タスを確認する。
これも日課となっている。
名前:片山 進 30才
種族:人間
レベル9
HP E(+)
MP E(+)
力 E(+)
防御 E(+)
速さ E(+)
運 A
【ユニ―クスキル】
成長 ステ―タス成長2倍
【スキル】
超鑑定
剣術Lv4『真空刃』『回転切り』『2段突き』
回復魔法Lv2『ヒ―ル』『キュア』
地下1階は小走りに通過しながら現れる角兎を2段突きで瞬殺していく。地下2階に降り少し進んだところで4匹の羽ムカデと遭遇した。4匹はまだこちらに気付いていない。塒を巻いて寝ているようだ。3匹までは倒したことがあるが4匹同時は初めてのことだ。俺は静かに近づき攻撃する。
「回転切り!」
1匹を回転切りで仕留める。残り3匹はゆっくりと動き出しこちらに向かって来た。俺は1匹づつ仕留めるため2匹の羽ムカデを2段突きで牽制し遠ざける。
その時だった、俺が狙いを定めていた1匹の羽ムカデを見失い背後を取られてしまった。
「いてぇっ」
羽ムカデの噛みつき攻撃をギリギリで少し躱したが、左足の脹脛に鋭利な歯で切られてしまった。直ぐに血が溢れてきた。
「くそっ」
俺は何とか冷静になり回復魔法を唱えた。
「ヒール!」
体全体が僅かに発光し、傷口部分が強く光る。傷口は完全には治らないが痛みが消え止血も出来た。ヒールでは流れた血は回復しない。しかし、俺の体調は一向に回復しない。むしろ悪化している。血の気が引き顔が青白く唇が紫色になっていくのを感じている。
「そうか、毒だな」
「キュア!」
回復魔法キュアを使ったところ、顔色が元に戻り気分が良くなるのを感じた。
「この野郎ぉ―」
「回転切り!」
俺に噛みついた羽ムカデの首を切り落とした。残りは2匹だ。1匹を真空刃と蹴りで遠ざけ回転切りを使いもう1匹を仕留めることが出来た。最後の1匹は、2段突きで仰向けにしたところを羽ムカデの腹へ剣を振るい真っ二つに切り裂いた。何とか4匹とも仕留めた。
「ふう―。危なかった」
最後の1匹が光の粒子となって消えると小瓶がドロップしていた。
『パンパカパ――ン♪』
『レベルが上がりました』
『回復魔法のレベルが上がりました』
『回復魔法「ハイヒ―ル」を取得しました』
頭の中にレベルアップの音と無機質な声が聞こえた。
俺は超鑑定を唱えてステ―タスの確認を行った。
名前:片山 進 30才
種族:人間
レベル9 → レベル10
HP E(+) → D(-)
MP E(+) → D(-)
力 E(+) → D(-)
防御 E(+) → D(-)
速さ E(+) → D(-)
運 A
【ユニークスキル】
成長 ステータス成長2倍
【スキル】
超鑑定
剣術Lv4『真空刃』『回転切り』『2段突き』
回復魔法Lv3『ヒール』『キュア』『ハイヒール』
【ドロップ】
ショートソード1本
MPポーション1つ
俺は少し早いがレベルが上がったため今日はここまでとする。
ステ―タスがDになったので明日からは、地下3階の探索となる。
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