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ダンジョンで稼ぐ  作者: SHIGE
第一章 駐車場ダンジョン
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1話 ダンジョンが現れた

初投稿です~。

よろしくお願いします。

 月曜日の朝だった。


「ジリジリリ――― ジリジリリ―――」


 いつものように目覚ましを止める。

ベットから起き上がりまだ寝ぼけた状態のまま、テレビのリモコンをONにする。そう、その行動を毎日繰り返しているのだ。俺は顔を洗い強制的に目を覚ます。


 会社に行く準備を整えている時にテレビのニュ―スが聞こえてきた。


『・・・・ダンジョンが・・・各地に・・・ました…』


「……ん……え!……なに?」


『東京スカイツリーに現れたダンジョンの入口から中継します』


「……LIVE中継なの??」


 俺の頭の中は、まだ寝ぼけているのか事態が飲み込めず混乱している。


 驚きながらもテレビに目をやると、自衛隊の人たちがダンジョンの穴みたいなところで出たり入ったりしている映像が流れていた。


「何これ? ダンジョン……!?」


 他のチャンネルを回して観てもダンジョンニュ―スばかりであった。

 ダンジョンは日本だけで無く世界各地で発生していることも判った。


「ル―ルルル♪ ル―ルルル♪」


 突然、携帯が鳴った。

 

 俺にモ―ニングコ―ルを掛けてくる彼女も友達もいない? ハズだ……


  片山かたやま すすむ 30才 独身

  身長は、175cm ややせ形

  今まで彼女はいないが決してモテない君ではない!?

  そう、中学の時には女の子から告白された事もある!

  まあ、当時は恥ずかしくて逃げてしまったけど。。


 突然の電話に驚きながらも出てみると会社の上司から連絡だった。


「片山君、緊急連絡だ。会社は当分の間、休みになる」

 

 まじかぁ―? ラッキ―!と考えながら上司の話を聞いていた。

 どうもニュ―スで観たダンジョンが会社の近くに出来たために、付近の道路が封鎖されてしまっている。通勤と物流に影響があり会社操業が出来ない状態との事であった。

 

 ダンジョンさまさまだなぁ~ と頭の中では考えていたが、


「早く復旧すると良いですね!」


 ……と、心にも無い回答をごく自然に言って電話を切った。

 

 俺が住んでいるのは東京の端っこで、仕事場の工場は千葉にある。通勤時間は車で、だいたい1時間くらいだ。


 会社が休みとなったため今日はネットでダンジョン情報を調べてみる。

 

 ダンジョンの中で魔物が確認されているらしい……。

 一部のサイトでは、動画や画像も掲載されており、そこには今まで見たことのない生物いきものが映っていたのだ!


「これ本物…!? ならファンタジ―世界みたいじゃん!」


 ダンジョンは、日本だけで無く世界中に出現している。ダンジョン発生場所やダンジョン内に現れる魔物の事でネット上が持ち切りだ! ネット回線もパンク気味でやたら遅い。


「うわ~。PCくっそ重い!」


 あるサイトでは、レベルアップや魔法があるのではないかと議論している。また、他のサイトでは、魔物の画像が映っており本物だとか全て偽物だとか炎上していた。

 

 どっちなんだよ!


 何だかんだで非常事態だけど俺は意外と冷静だ。むしろ、興奮しワクワクしながらネット情報に釘付けになっていた。


 この日は、時間が経つのも忘れ深夜まで喰いつくように画面を見ていた。


投稿の仕組みがよく分からない初心者です。

よろしくお願いします。

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