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学校へ

中立高校の七不思議


 1”3階から聞きえる異常に早い足音”

 2”屋上か飛び落ちる人影”

 3”学校をはいかいする人影”

 4”七不思議のどれか一つにかかわると昼でも………”

 5”     :

 6      :

 7      :

        :


 午前12時05分

高戸と谷戸は圭の家の玄関前に来た。

高戸がいきおいよくインターホンを押そうとしたとき

「こっちだ!」

左側から圭の声が聞こえた。

高戸と谷戸は同時に圭の声が聞こえた左側をむいた。

すると圭が玄関の左側にある倉庫からでてきた。

「なんでそんな所にいるんだ?」

圭は倉庫から鞄を取り出して高戸と谷戸のほうに歩いてきた。

「いやー、学校に行くの母さんにばれたらすごく怒られるからな」

「お前の母さん怒ったらすごく怖いからなww]

圭は笑い事じゃないよと思いながら高戸と谷戸をつれて学校に向かった。

「圭の鞄俺らのよりすこし大きいけど何持ってきただ?」

圭はよくぞ聞いてくれたという顔をして道端で鞄の中の物ひろげた。

「こんなところで広げるなよ」

「谷戸くんそんな固いこと言うなよ」

と言い圭は鞄の中に入っていた物を見せはじめた。

「懐中電灯とピッキングセットと水筒と弁当とお菓子300円分だ!」

圭はドヤ顔で高戸と谷戸に見せた。

「最後のはどう考えてもいらないだろ」

「じゃあお前らは何をもってきたんだ?」

高戸は真っ先に圭と同じように鞄の中身を道端にひろげた。

「俺は懐中電灯と水筒とお菓子300円分だ」

「お前もお菓子もってきてんのかよ」

「じゃあ、谷戸は何を持ってきたんだよ」

圭と高戸は道端にひろげた鞄の中身をかたずけながら聞いた。

「俺は普通だよ…懐中電灯と水筒と……3DS…」

最後にためらいながら小さい声で言った。

「お前のほうがどうでもいいものもってきてんじゃん」

鞄から出した荷物をかたずけおえた圭は谷戸に人差し指をさしながら叫んだ。

「うるさい!近所迷惑だぞ!」

圭と同時に鞄の中身をかたずけおえた高戸が圭と同じぐらいの音量で叫んだと同時に

「うるせい近所迷惑だ!」

60歳ぐらいの男性が窓から顔を出して怒鳴ってきた。

「すいません…」

真っ先に谷戸が謝ったが自分が迷惑かけたわけじゃないのに謝ったのがしゃくだったみたいで圭と高戸をにらんだ。

「すいません」

「すいません」

圭と高戸も谷戸に続いて謝った。

窓から顔を出した男性は納得したようで顔をひっこめた。

「お前らが大きい声だしたのに何で俺が謝んなくちゃいけないんだよ」

「いやお前が3DSなんかもってくるからだろ」

そんなことを話しながら学校の校門の前まできた。

三人は外灯の明かりにすこし照らされた昼とはちがう学校をすこしながめてから。

三人は学校に入ろうとした。


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