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始まりの部屋

中立高校の七不思議


 1”3階から聞きえる異常に早い足音”

 2”屋上か飛び落ちる人影”

 3”学校をはいかいする人影”

 4”七不思議のどれか一つにかかわると昼でも………”

 5”     :

 6      :

 7      :

        :

 

  午後6時12分

「お前ら、学校の七不思議ってあるだろ、それが俺らの学校にもあったんだ」

普通の一人部屋より少し大きめの部屋で圭は叫んだ。

「マジで!」

高戸はあきらかに知らないようすだったがすぐ横に座っていた谷戸は

「………三人しかいないんだからもっと静かにしゃべろよ」

七不思議があることを知っているようだった。

「谷戸くんもしかして知ってたのか(・。・ショボーン)」

「で、どんな内容なんだ?」

高戸が割り込んでくるかのように聞いてきた。

「そうだな、普通の七不思議はお化けがでるくらいだが俺らの学校の七不思議は7つの不思議すべてかかわったら自殺するか何も言わずにその日のうちに転校してしまうんだ。」

圭も高戸と同じぐらいワクワクさせた表情をした。

「この話を俺が聞いたのは先週なんだが昨日の夜、学校にしのびこんだのだがその時七不思議の一つを見てしまったんだよ!」

「お前…学校に侵入したのか」

谷戸はあきれた顔をしていた。

「どうやって学校に侵入したんだ?」

高戸は七不思議のことを忘れたかのように学校に侵入したことに夢中になった。

「お前ら学校に侵入したことより、七不思議を見たことのほうをおどろけよ」

「どうせまたお前の見間違いだろ」

谷戸が圭の話をうけながすのは、谷戸と圭は幼稚園児からの幼馴染で高校2年にもなっても圭の勘違いにつき合わされている。

圭は一ヶ月前にも公園で寝ている人を死んでいると勘違いをして警察や家族に迷惑をかけた。

「今回は勘違いじゃないぜ!三階の廊下を高速で走っている人影を見たんだよ」

「三階の廊下を走る人影が七不思議のひとつなのか?」

「いや、正式には”3階から聞きえる異常に早い足音”なんだけどな」

高戸はすこし微妙な顔をしたが、すぐにさっきまでと同じワクワクした顔に戻った

「それで異常に早い足音は聞こえたのか?」

谷戸は珍しく圭の話に興味をもったようにおもえた。

「おお、谷戸くん俺の話に興味をもったか!」

「いいから答えろ!」

よっぽど知りたかったようで少し切れていた。

「ああ聞こえたぜ、1階にいたからすこし音は小さかったけど」

「俺も七不思議見てみたい」

高戸はいつもどうりに馬鹿さ全開で言った。

「バカかお前、七つかかわったら死ねかもしれないんだぞ」

谷戸がこいつ話を聞いていたのかという目で高戸をにらんだ。

「谷戸珍しく真にまにうけているな!」

「俺が聞いた話はけっこう信用性があったんだよ」

谷戸の顔が結構真剣な顔だったので、ちゃかすのはやめようと思った。

「だったら七つかかわらなければいいじゃん」

「そのとうりだよ、だから今から学校いこうぜ」

「俺はいかないぞ」

「え!谷戸いかないの」

「あたりまえだ」

谷戸は当然だといわんばかりに言った。

「高戸きおつかってやれよ、谷戸はただ怖いだけなんだよ」

谷戸の眉毛がピクリと動いた。

圭は谷戸の幼馴染みのため弱点などをよく知っている、谷戸はこのような言われかたおしたら、わかっていても無視をできない。

「違う、学校に不法侵入して見つかったらあとがめんどいんだよ」

「お!正論をいって逃げるか?」

「お前、俺をからかうのもいいかげんにしろ……まあ怖いのが苦手と勘違いされるのがしゃくだから一応ついてってやるよ」

圭はかかったなと思いながら何時に学校に行くか決めた。

「12時ぐらいがいいんじゃないのか」

圭の提案に二人とも納得した。

「じゃあ今から六時間後また俺の家な」

「わかった、あとでな」

「じゃあな」

と言って谷戸と高戸は圭の家をでていった。


この時点でもう……になってしまうのはのは決まっていたのかもしれない……


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