死にかけの俺と死なない彼女
はじめまして貴史と申します。
見ていてくれれば幸いです。
もしかしたら魔法って本当にあるかもしれない…
俺は昔”魔法使い”と名乗る年上の彼女に恋をした。
今ではプログラムとして魔法というシステムは存在しているけどあの時の”魔法使い”
に見せてくれた”魔法”は忘れられない
しかし今俺は、現実を忘れるほど存在が化け物に追われていた、
死ぬ覚悟をしていた時に
突然現れた”魔法”が俺を助けてくれた
”魔法”を使った俺と同い年だと思う彼女は化け物によって傷だらけになっていた、彼女はあの恋した”魔法使い”に似ていた。
俺は驚愕していた左腕が傷だらけになった上に彼女が危険な目にあっていることで
精神的にも来る恐怖感
しかし彼女の言葉は俺を安心させた
彼女は俺に笑顔をみせて
『大丈夫ですよ、私…死にませんから』
そういって彼女の身体は徐々に傷が無くなりはじめている。
本当に死なないのかと
安堵したが、化け物は彼女に攻撃を仕掛ける
何方にも化け物の気持ち悪い何本の腕が伸びていたが
彼女は笑っていた途端に
彼女の目は紅くなっていた、
右手にもっていた物騒な凶器
綺麗な銀色の包丁だ所々に英語か分からない文字が彫られている
彼女は思いっきり化け物に向けて振り回していた、
すると、その化け物の気持ち悪い何本ものの腕がバラバラにされ地面に叩きつけられていた。
それだけではない、あの化け物本体がバラバラにされて地面に倒れた。
バラバラにされた化け物の中から
キラキラしていた
綺麗な小石が沢山でできた。
「うーん。まだまだ足りませんね…。もう少しウィザードを…」
ウィザード?何それ?意味わかんねーよ…
「あれ?あの…すみません…だ…大丈夫ですか?といってももう駄目そうですね。」
彼女は倒れていた俺に声を掛けたが
もう俺が左腕を怪我した上に出血も大量に出ていた
意識がボヤけて何を言っているのか分からなかった。
俺は目を閉じる
-なんで俺がこんな目に、
-母さん、父さんごめんな、俺が両親より先に行って羽目になったみたいだ。
『まだ死なせないよ』
その言葉聞いて俺はふと目を開けた
目の前には中腰になっている彼女と誰だろう…仮面を被った大人がいた…
俺はその後の記憶がない…