第一章 〜戦いの幕開け〜
今我々が生きている日本の裏では人類豚汁化計画が着々と進行しているのであった。20XX年財政が限界を迎えた日本国は内部分裂を起こした。政府は東日本へと追いやられ、革命派集団Ton-Jiruが西日本を占拠した。自衛隊は改革派たちが豚汁魂によって次々と開発される新兵器の対処と処理に追いつけなくなってしまった。今両派閥の最前線となっている場所はかつてグンマー帝国が存在した死の領域だ。死の領域ではゲリラ戦が展開されており、現地住民たちの声が聞き入れられることも無く日々空爆が絶えない状況となっている。そんな中遂にグンマーの住民が反乱を起こした。その裏には大阪民主主義人民共和国の協力があったと考えられ、関東、中部地方、近畿含む巨大な勢力が誕生したのであった。グンマーは非人道的な攻撃を行った改革派に敵対しており、政府軍とグンマー軍の間では情報共有や物資交換などが行われた。窮地に立たされた改革派はなんと東アジアの大国中国と同盟を組んだというのだ。以前から日本政府を狙っていた中国はこの機会を逃すまいと考えたのだろう。中国と手を組んだ改革派は物凄い勢いで領土を取り返していた。そんななか現れたのは戦後の超大国アメリカ。中国とアメリカはピリピリとした関係であったことから日本へ援軍を送ると発表した。日本列島の上で事実上の中国とアメリカの代理戦争が始まってしまったのだ。ウクライナ・ロシア戦争、イスラエルの紛争この混乱の世界情勢に新たな日本改革戦争が加わってしまったのだ。今後の地球の命運はいかに....。