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我らが軍隊・異世界戦争物語  作者: 隆哉
第一章 ユリオン軍主国VSアルバー大帝国
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1話 異世界召喚 再開・そして初めまして!

冬夜は気づいたらどこか知らない場所で寝ていた。ふと見渡すと自分はベッドの上にいた。

あの光を見た後の記憶はない。

他に見渡すとごく普通の部屋だ、ベッドから起き上がり伸びていると


コンコン


音がなり扉が開いた。そこには狐の耳が生えた女の子がいた。


???「お目覚めになりましたか?」


と声をかけられた。冬夜は、高く飛び上がった。


冬夜「何者だ!!」


そう叫びながら壁を蹴り飛び蹴りをした。


???「「やめんか!!!」」


「初めて会った人に挨拶ができないのか?」



男に言われ、片手でその攻撃を防いだ。冬夜は咄嗟に離れてその男を見た。体格は自分と同じぐらいであること以外あまり考えてはいなかったが、よく顔を見るとそれは、今まで行方不明だった兄とそっくりだった。

驚いた顔で、咄嗟に聞いてしまう。


冬夜「もしかして夏月(かつき)か?」


夏月「ああ、そうだ。俺の名前は沙紀春夏月(さきはるかつき)だ。」


「なぜ、俺の名前を知ってる?」


冬夜「俺はお前の弟だからだよ」


夏月「もしかしてだが、冬夜か?」


冬夜「そうだ、沙紀春冬夜、正真正銘お前の弟だ。まさかここにいるとはな。まぁ、夏月がいたことだし帰るか」


夏月「残念ながら帰ることは出来んよ」


冬夜「何故だ?」


夏月「ここはお前の知ってる世界ではないからだ」


冬夜「夏月、俺と会って頭がおかしくなったか?まさか異世界って言わないだろうなぁ?そんなファンタジーのような事、絶対認めんぞ!」


冬夜はそう言ったが夏月は呆れた顔で言った。


夏月「諦めろ、事実だ。そしてお前がこの世界に来た理由は、こいつら獣人族の召喚によって呼び出されたものだ。まぁ、お前からしてみれば迷惑だろうけどな。はっはっはっはっはっはっは」


冬夜「ああ、本当に迷惑だよ。これから家に帰る予定だったのに。夏月、お前が居ないうちに俺たちを育ててくれた叔母が亡くなったよ。そして俺は海軍の大将まで階級を上り詰めた!本当にお前が居なくなってそして俺がこっちに召喚されるとか、これほど酷いものは無い。あっちの海軍には迷惑をかけてしまうよ」


大きなため息とともに狐の子の方に顔を向けた。


冬夜「んで、そこにいる狐の子は誰なんだい?かなり怯えてるように見えるが......」


夏月「そりゃお前が飛び蹴りしようとしたんだからな」


夏月がそうツッコミをいれると、怯えていた狐の子が口をうごかした。


ユミ「え、えっと、私は、ユミと言います......」


冬夜「さっきはすまなかった、これからよろしく!」


ユミ「こちらこそよろしくお願いします!」


冬夜が手を差し出しユミが手を握りお互い見合った。夏月がそれを見て良かったと思っていた。短時間だが打ち解けて仲良くなった。


ユミ「というか、もう驚かないんですね?」


冬夜「そう言われてもな、この世界が俺のいた世界と違うって言う事実があるぐらいだから驚くこともないと思うがな、認めたくはないが」


夏月「固い奴だな…さて、挨拶も済んだろうしここに来た以上お前には働いて貰う、海軍階級大将の実力を見せてもらおう。まず演習でもしてみるか?」


冬夜「いいだろう!俺の実力を見せてやる!その演習相手は誰になる?」


夏月「勿論俺に決まっているだろう? 」


冬夜「は?余裕に決まってるだろ、夏月相手に負ける訳がない」


夏月「ほほぅ、相当自信があるようで?」


夏月がそう言うと冬夜が少し顔色を変えた


冬夜「……戦争が起きたんだ」


夏月「どこの国と戦争をしたんだ?」


冬夜「いきなり政治が狂いだした中華大帝国だよ、中国、韓国、北朝鮮、モンゴル、この国が併合した国だ。そこに日本は攻められた。何故かよくわからないやつが皇帝に着いてたな、あれは何かやな予感がしたよ。名前は確か...フィル・ハイル・トーナメントだったかな、漢字ではなかったが」


夏月「どこかで聞いたことあるな」



日本も帝国の支配下に入れって言われたが断ったと言う、そこで戦争が始まった、冬夜が軍隊に入って2年目だった。22歳で戦争を経験している。

2035年、宣戦布告を受けた日本は戦争をすることになった。最初は防御メインで戦いに挑んだ、だがかなり苦戦した。兵器の違い、人員の差が圧倒的に大きかった。だが中帝は誤ったことをしてしまった。ヨーロッパ連合、アメリカ合衆国、南アメリカ連合の連合艦隊に攻撃をしてしまい、これら多くの艦隊が日本へと派遣してくれた。日本は防御から一気に攻撃へと切り替え、中帝に攻撃をした。中帝の軍隊はあっという間に壊滅状態に追い込まれた。

中帝から休戦協定を結ぼうと言われたが攻撃をし続けた。日本に多くの犠牲者が出た、人口の約6割の人が犠牲になったのだから。

こうして2037年に中帝が白旗を上げ終戦を迎えた。最初は役に立たない老人ばかりだったが指揮を若い者にやらせようということで国は日中帝戦争の日本軍の指揮を冬夜に務めさせた。冬夜はこれを機に、一気に大将まで階級が上がったのだった。そこで戦争を経験したのだった。



一休み


夏月さま〜お茶をお入れました〜byユミ

ここまで読んでいただきありがとうございます!

いつになるかは分かりませんが引き続き投稿していきますので気長に待っていただけると嬉しいです!


By隆哉

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