誤送信したメールが原因で世界を救いました
母親にメールを送ろうとしたんです
内容もありふれたものです
「最近物騒だから気をつけてね」といった内容です
送ってから数分後にアドレスを入力し間違えたと気づきました
個人情報は私のアドレス以外何もないので多分大丈夫だと気にしていませんでした
数日後のテレビで英雄と呼ばれる少女が話すまでは
これは、誤送信した相手がそのメールのおかげで世界を救った話です
主人公
一人暮らしのJD(女子大生)
最近、不審者情報が多いことから母親にメールを送ろうとしていた
誤送信してしまい、その相手が誰かも確認せず放置していた
誤送信の相手
世界を滅ぼそうとする化け物の集団に対抗する秘密組織に所属している
ある日の潜入調査中にメールが届いた
組織の人間以外誰にも知らせていないそのアドレスに届いたメール
その内容にいくつかの疑問を抱き、考えた
そして、その考えの結果自身の置かれている状態に気がついた
結果として罠を回避することができた
メール内容
「最近、不審者が街中でよく目撃されると聞きます
気をつけてはいると思いますが、心配です
おかしな人がいたら距離をとって警察に通報してください
よく見たり、近づこうとするのはやめてください
クリスマスごろに帰ることができそうなのでそれまで
みかんを食べたりして健康でいてください
ろくに連絡を取れずにいてすみません 娘より」
これを読んだ潜入調査員が罠を回避したんですよ
偶然とはいえよくこんな文章を作れたなと思いました。
暗号でもなんでもないんだけどね




