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荷物が届くのは決まって雨の日だった
初めて「それ」が届けられたのは小さな頃だった
両親が「それ」に気づくとさっさと処分していた
次に届いたのは学校に通うようになって数年後、6年生の夏休みだった
初めて見た「それ」はなんなのか理解できなくて両親に尋ねた
すぐに処分されて両親が「気にしないようにね」といっていた
忘れた頃に何度も送られる「それ」は今も時折送られてくる
大人になった今なら「それ」がなんなのかわかるようになった
わかるからこそ、理解できなかった
「それ」、それは「血で記入された婚姻届」である
これは、定期的に届くものが確実にやばいとわかる物語?
主人公
農家の息子
物心つく頃から雨が降る日にいろんなものが届けられている
差出人不明で中身のほとんどが婚姻関係にあろうとする物であった
送り主
?????
なぜ主人公に送っているか不明
雨が降っている時に外を探すといるかもね
記入して市役所に持っていくと取り返しのつかないことになるよ。当たり前か
記入してある内容は無茶苦茶で読めないのに受理されるよ
ホラーってこんなんだっけ?




