星の観測は双眼鏡でする
星を見上げていた
暗い夜の山。都会から離れたこの場所は星を見るのに優れた場所だ
いつものように見上げていると強い光の星があった
よく見ようと手に持っていた双眼鏡を覗き込み空を見た
光り輝く星は星ではなかった
球体の金属だった。それも割と近い
ふと、中央部分にガラスのようなものを見つけた
そのガラスの向こう側にムキムキのおっさんが仁王立ちしながらこっちを見ていた
そして急速にこっちに向かってきているのに気づいた
このおっさんと自分がこの後、地球と敵対するとはこの時は考えもしなかった
主人公
趣味:星を眺める
お爺さんに双眼鏡を渡され、鳥でも見なさいと言われるも星を見るのに使っている
本人の目がもともといいので双眼鏡でそこまで苦労していない
ムキムキのおっさん
趣味:惑星巡り
見た目はどう見ても侵略者だがその星の文化を尊重する
その気になれば惑星破壊可能な宇宙船に乗っている
おっさんてきには観光案内気分でその惑星の知的生命体とコンタクトを取ってるだけ
こっちからするといきなりUFO降りてきて「この星はいい星だな。お前に案内してもらおう」と脅すように見える
この交渉を他人が見てどう思うかがこの物語の醍醐味
要は擦れ違いしまくってます




