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それでも私は釣りに行く!  作者: naoてぃん
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騎士団とナマズと(4)

「未だにこの世界の字読めないんだけど宿ってどういう字だっけ?」

城の方向に徒歩で歩きながら寝床を探す。

とりあえず城に着くのは明日以降でもいい訳だし。

それは急いでない。

「えーっと、どういう字って言われても宿は宿だし、早くそこも適応しちゃいなさいよ、そういう能力なんでしょ」

「リスニングは完璧なんだけど文字はなぁ」

今中高生になれば聞き取りは満点取れると思う。

ただし学力が上がってる訳ではない。

ヴィヴィには一応一通り説明はしたけどハイドラの血を飲まされた話をした時にタリアさんを外道と読んでいた。

外道エルフ。

えっちなゲームにありそうだ。

「あ、あったあった、アレよ宿、見つけたわいいけどまだ港を出たばっかりで人も多いから入れるかはわからないけどね」

まあ確かに船で入ってきたら港町で一発目に目に入った宿を取るかもしれない。

船の長旅って疲れるし。

そもそもまだ王都の玄関辺りと言って差し支えないぐらいの位置だし。

この世界の宿という字はなんかこうミャンマーの方で使ってそうな字と韓国っぽい字の混じったぐにゃぐにゃの字だった。

読めない。

宿だけじゃない。

その辺にある看板全部読めない。

なんでこれが文字なのいいところ絵でしょ。

古代エジプトかよ。

私のターンドロー! 

しらんけど。

「とりあえずこのお店入ってみようか?」

「オッケー」

ヴィヴィと共に荷物を抱えて宿に入るがラウンジ?は案の定ごったごた。

はいはいムリムリ。

「次いこうか」

「こりゃ骨が折れそうね」

この調子だと全身複雑骨折もいいところよ。



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