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それでも私は釣りに行く!  作者: naoてぃん
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セイレーンとタコと(8)

悪い顔のエルフだ。

ダークエルフだ。

多分違う。



そんなこんななんやかんやで今貨物船に乗ってる。

私達みたいに例のイカを倒して金貰おうとしてる猛者達も何人か乗っているみたいだ。

貨物船の割に遅いけど大丈夫だろうか。

一般的なフェリーよりも遅い気がする。

そんなに慎重に運んでるのか。

三、四時間ぐらいで着くらしいけどもっと速度出せばもっと早く着くんじゃ……。

まあいいけど。

まあそんな感じで今船のデッキにいる。

「で、さっき何買ってたのよ」

船に乗る前に港町にある魚屋に寄ってある物を買っていた。

ヴィヴィのお金で。

それが入った布の袋を取り出すとまだ生きていてガサゴソ動く。

「えっなにそれ」

ドヤッ。

「その顔も何よ」

中から一匹取り出す。

オレンジと紫とピンクが混じってはいるが海老だ。

スーパーで売ってるブラックタイガーと同等サイズ。

ドヤッ。

「金出したの私なんだけど……その顔やめろ!食べるの?」

「いや、これこそ今回の作戦の要だ」

まあ聞いた限りでは相手はイカだけど他の連中は釣るなんて発想が無いみたいで戦う気マンマンだがわざわざ相手の土俵で戦う事もない。

私には私の土俵があるという事だ。


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