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それでも私は釣りに行く!  作者: naoてぃん
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セイレーンとタコと(7)

「エナはこういうやつだから気を付けろよ、魚なんかは問答無用で食うぞ」

「へぇ、魚なんかは……魚?」

自分の海モードを思い出したんだろうか、私から距離を取ってタリアさんの後ろに隠れた。

「わ、私は美味しくないわよ!」

「若い女は美味いものだと相場が決まってるよ」

「や、やめて!」

これ以上は泣いちゃうかな。



「それで、改めて王都に向かう訳だが王が狙われてるなら王都への進入は制限されたりしてるんじゃないのか?」

確かに、王様の命は優先で守るだろう。

「あーそれね、封鎖とかはしてないらしいわよ、王都ってジキュウリツ?は悪いから貨物船は出てるらしいわ」

自給率ね。

「あとその剣先団を狩ったやつに賞金出すってさ、確か五百万だったかな」

五百万円かな。

五百万ドルかな。

この世界の通貨知らないんだった。

「五百万か、流石にデカイな……おいエナ、さっきそのイカとかいうの食うって言ってたな」

「え?まあ普通に食べますけど」 

海外ではデビルフィッシュとかなんとか言って食べない場所もあった気がするけど。

「出番だぞ」

ニヤリと笑って私の肩に手を置いた。



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