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それでも私は釣りに行く!  作者: naoてぃん
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スライムとサーモンと(6)

とにもかくにも今のサイズがいるんじゃもっとラインのサイズを上げないとキツい気がする。

一瞬ちらっと水面から頭が見えたが鮭っぽかった、気がする。

気がするだけだけど。

流石に例の竿を使う程ではないけれど、鮭はまだ釣ったことがないけど力加減を間違えるとすぐライン切れるって聞いたことある気がする。

気がしすぎてるなぁ。

ロッドからリールだけ外す。

「やめるのか?」

「まさか、ここからが面白いところですよ」

強いラインを使ってるリールにチェンジ

「それ何個持ってるんだよ」

「いっぱい」 

ちなみに私はベイトリールよりスピニングリール派だ。

再びラインの先にサルカン、ジグヘッド、そしてスライムで作ったスライムを付けてリールのベールを起こし、ラインを指で持ち、勢いを付けてキャスト、振りかぶっていい角度で指を離す。

「うん?さっきのより飛んでないじゃないか」

「まあ、糸が重くなりましたんで」

当然の事だ。

葦の近くまで行かずにさっき鮭っぽい魚が暴れた辺りで着水した。

だからあまりこっちを使ってなかったっていうのはある。

水面の波紋が消えるまで数秒待ちベールを寝かす、キャリキャリと巻き始める。

「ちょっと水の流れ強くなってきたかな……」

まあ鮭が釣れるような所なんて浅くて流れが強いイメージあるから本当に鮭なら問題ないけど。

熊が獲ってるイメージあるし。

キャリキャリと音を立てながら割りとすぐにスライムが岸まで帰ってきた。

間髪容れずに次。

「なあ、私暇なんだが」

タリアさんが心底暇そうにしていた。




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