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それでも私は釣りに行く!  作者: naoてぃん
219/272

サキュバスとアンコウと(7)

その頃、エナ一行。


「まーさか羽根生えたおねーさん達が守っていたのがアンコウとはねえ、おや、ジロ氏照れてんの?」

「う、うるせえ!あんな大事な所しか隠れてない服来てる意味あんのか!」

童貞だなこの反応は。

サキュバス?とかいう女性の群れが空中で屯ってるのが見えたので何かと思って声を掛けたら襲ってきたので撃退した。

なんかピンク色の目で情熱的に見つめられたけど何もなかったけど蹴られそうになったので自我のない目につく物全てを襲う様に調整した巨大シャコを生成して迎撃させたらそのサキュバスの群れの中央に動かない巨大なアンコウが横たわっていた。

巨大な包丁を作り出して捌いた。

提灯アンコウなんて捌いた事なかったからいい経験になったと思う。

あ、戦闘終了後にシャコは消滅させた。

「エナー、この魚どうすんの?」

ヴィヴィがアンコウの提灯部分をツンツンとつつく。

「鍋が無難」

何人前出来るんだこれ。

「サキュバスの皆さんに食べさせてあげる?」

「守る対象を捌かれた上で食わされるとかお前サイコパスの極みか?」

エルフと人間じゃ価値観が違い過ぎるなぁ。

ニホンジンオイシケレバクウ。

アンコウオイシイ、オレ、ウレシイ。

なんちゃって。

「所でなんでこのサキュバスって人達はこのアンコウを守ってたんですかね?」

「ああ、そいつは魔王の部下だ、確か第三位の……ダンゴ?みたいな名前のやつでサキュバスと共生関係にあるやつがいるとかいないとか」

ジロさんが鋭い爪を出して手近な肉塊を切り裂き手持ちぶさたを解消しながらそんな事を言う。

魔界関係詳しいな。

重宝する。


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