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それでも私は釣りに行く!  作者: naoてぃん
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スライムとサーモンと(1)

あ!やせいの スライムが あらわれた!

タリアのこうげき! スライム はたおれた!

「えっよわ」

急に私達の前に出てきた青いぷにぷにした物体が飛び掛かって来たのでタリアさんがナイフでスパッと切ったらそのまま地面に落ちて動かなくなった。

「いやいや弱すぎだろう、他所で戦ったスライムはもう少し耐えたぞ」

「これ死んだんですか?」

「いや……どうだろう、多分、私もスライムとの戦闘経験はそんなに多くないからなんとも……」

いやしかし相手は液状、そんなに弱い事ないだろう。

液状の敵といえばほぼ無敵と相場が決まっている。

地面に落ちたタコの卵みたいなブニブニした物体を指でつつくと急に動き出して別れた半身とくっついた。

「まだ生きてるじゃないか!」

「おっと」

また飛び掛かってきたので回避。

タリアさんに一直線だったのでその間に私はタックルボックスを漁る。

普通の攻撃でダメージが通るなら神経があるかもしれない。

タリアさんもスイッと避けてスライムは再び着地した。

そこを狙って適当に神経締め用のステンレスワイヤーをぶすり。

「お、おい、それ大丈夫なのか?」

「うーん、わかんないですけど……」

本当に適当に刺したからなんとも。

魚みたいな手応えもないしどこが頭かもわからない。

とりあえずワイヤーを前後にグイグイ動かす。

スライムの動きはない。

「うーん、普通は神経締めするともっとビクビクするもんなんですけど」

「ああ、そういえばそうだったな」

カマスの時を思い出したのかタリアさんも理解したようだ。

しかし手応えが本当にない。

とりあえずちょっとずぽずぽしてから適当にワイヤーを抜く。

「ちょっとエロいな」

「穢れエルフ」

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